長野県木曽で注文住宅を建てるなら株式会社村上工務店

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自然素材の家のメリットとデメリットとは?

|日記
木曽、松本市、塩尻市周辺で自然素材の家の建築を検討している方は必見です。
今回の記事ではそのメリット・デメリットを紹介し、最後に自然素材の家を一般的な家の比較をしていきます。
ぜひ参考にしてみてください。
 

□自然素材の家のメリットとは

 
自然素材のメリットは、以下の3点です。
・経年変化が楽しめること
・体に優しいこと
・調湿効果があること
 
順に解説していきます。
 
1つ目のメリットは、経年変化を楽しめることです。
自然素材の場合、年月とともに「味」が出ます。
これは本来自然界にある自然素材を移用しているからこそ出るものです。
 
代表的なものとしては「木材」があります。
メンテナンスをしながら大切に使っていくと、だんだんと色が濃くなっていきます。
素材自体に色のばらつきがあり、それは味になりますし傷が目立たなくなる点でも有効です。
 
2つ目は、体に優しいことです。
自然素材ではなく人工物の場合化学物質を含むため体に負担がかかります。
一方で自然素材であれば、このような心配はいりません。
 
現在はアレルギーやアトピー等の症状のない方でも、化学物質に長時間曝され続けると何らかの症状が出る恐れがあります。
そのような心配がない点が、自然素材の2つ目のメリットです。
 
3つ目は、調湿効果があることです。
自然素材の内珪藻土や炭、木には調湿効果があります。
そのため加湿器や除湿器が無くても湿度が自然に調湿され、住み良い環境にすることができます。
 
たとえばじめじめしているときは「細孔」に湿気を吸収します。
一方で乾燥すると吸収した湿気を排出します。
 

□自然素材の家のデメリットとは

 
ここまでは自然素材の家のメリットをご紹介してきましたが、もちろんデメリットも存在します。
主にデメリットは以下の3点です。
 
・費用の高さ
・傷つきやすさ
・劣化や変形のしやすさ
 
1つ目のデメリットは、費用の高さです。
自然素材の家のコストはどうしても高くなりがちです。
理由は簡単で、自然素材は人工材に比べコストがかかるためです。
 
また、自然素材の場合は職人に技術が求められる点もコストが高くなる要因です。
施工費も材料費もかかりやすいのが、1つ目のデメリットです。
 
2つ目は、傷つきやすいことです。
集成材のフローリングと比較したとき、無垢材の床は傷つきやすいです。
なお、無垢材とは自然素材を利用した木材で、集成材と対置されます。
傷も味になりますが、それが気に入らない方は硬い木材や合板がおすすめです。
 
3つ目は、劣化によってひび割れや変形が生じやすいことです。
自然素材は自然の物をそのまま使用しており、劣化によってひび割れや変色、変形が発生します。
これも味にはなりますので、底に良さを感じている方にとってはメリットにもなります。
 
また、適切にメンテナンスをすることで耐久性を向上させられます。
一方でメンテナンスに時間を割きたくない場合は、この点もデメリットかもしれません。
 

□自然素材の家と一般的な家の相違点とは

 

*住み心地について

 
自然素材の家は住み心地が良いという意見は多いです。
その要因として、自然素材の持つ調湿効果や臭いを吸収する効果が挙げられます。
これら効果により、自然素材の家では季節を問わず過ごしやすいです。
また、洗濯物の部屋干しの臭いや料理の臭いも残りにくいのが住みやすさの要因です。
 

*メンテナンスについて

 
自然素材にはメンテナンスが必要と先ほどご紹介しました。
しかし、実はメンテナンスはとても大変という訳でもありません。
従来の家がそうであったようにふさわしいメンテナンス方法があり、それをすればとても長持ちします。
そのため耐久期間は長く、従来の家に比べ長く住むことも可能です。
 
たとえば漆喰の壁は一度塗りさえすれば、一般的な壁の10倍長持ちすると言われています。
日々のメンテナンスが必要な一方で、大きなメンテナンスが必要ありません。
 

*コストについて

 
最後にコストについてです。
自然素材の家にかかるコストは従来の家と比べ高くなる傾向にあります。
これは、自然素材はオプションとして使用されることが多いことにも起因します。
 
ただし注文住宅の場合、自然素材の有無にかかわらず住宅のレベル感によって工費が大きく変わってきます。
それでも自然素材の家は割高になる傾向にありますが、使う部分を限定するなどの工夫でコストを抑えることも可能です。
 
また、漆喰が一度塗ってしまえば長持ちするように、初期費用は掛かる一方でランニングコストはかからないということも多いです。
メンテナンスをすれば長持ちするので、その点では一般的な家よりコストはかからないこともあります。
 

□まとめ

 
今回の記事では、自然素材の家のメリットとデメリットを解説してきました。
取り入れ方をよく考えることが、自然素材の家を建てる際に非常に大切になってきます。
当社では自然素材の家の建築をしております。
自然素材の家に興味がある方は、ぜひ当社にご相談ください。
 

別荘にウッドデッキを作るメリットとは?メンテナンスはどうする?

|日記
「別荘にウッドデッキを設置するメリットって何だろう」
木曽、松本市、塩尻市周辺で、このような疑問をお持ちの方は必見です。
今回の記事ではウッドデッキの魅力、メリットをご紹介します。
メンテナンス方法も紹介するのでぜひ参考にしてみてください。
 

□別荘のウッドデッキの魅力とは?

 
別荘には、ウッドデッキが設置されることが多いでしょう。
ウッドデッキには友人とのバーベキューだったり、読書をしたり、お子さんと遊んだりといった様々な使用方法があります。
そのため様々な人に愛され、設置されることが多くなっています。
 
ウッドデッキは使用法や土地環境によってデザイン・施工方法が変わってきます。
たとえば軽井沢の場合湿気が多いので、湿気に強い樹脂デッキが適しています。
またバーベキューを楽しみたい場合、ファイアーピットを設置して手すりを低めにして腰掛けるようにするなどの工夫が考えられます。
 
このように、ウッドデッキは楽しめる一方で施工法も大切になってきます。
ウッドデッキを作る際はまずどのように使用するかを考えてみるのがおすすめです。
 

□別荘にウッドデッキを設置するメリットとは

 
ここでは、ウッドデッキのメリットを3つご紹介します。
まず先にメリットを端的にご紹介します。
 
・高級感が出る
・家族や友人との憩いの場になる
・ペットと遊べる
 
順に解説していきます。
 
1つ目のメリットは、「高級感が出ること」です。
フェンス無しのウッドデッキは空間が生まれるため、開放的かつ明るい印象を見た人にもたらします。
さらに高級感を出す方法としては、色合いを周辺環境に合うものにすることが挙げられます。
 
2つ目は、「家族・友人との憩いの場になること」です。
ウッドデッキはコミュニケーションスペースとしても非常に活躍します。
 
よく行われる人気のものに「バーベキュー」があります。
道具を家から持ち出すだけで簡単に準備でき、片付けも容易です。
 
他の利用方法としては以下の物が挙げられます。
・読書
・お茶会
・お子さんとビニールプールで遊ぶ
 
カフェのような使い方から家族団らんの場としての使用まで、使用方法は本当に様々です。
雨が降ってもすぐに撤収できる点も魅力です。
 
3つ目は、「ペットと遊べること」です。
ウッドデッキにフェンスを付ければ愛犬の足が汚れることもありません。
自由に遊べ、いわばペットとの憩いの場としても活用できます。
 

□ウッドデッキのメンテナンスについて

 
最後に、ウッドデッキにメンテナンスについてご紹介します。
ウッドデッキを購入しようか検討している方の悩みの大きな悩みの1つとして、「きちんとメンテナンスできるか」というものがあります。
 
メンテナンスはポイントを抑えて行うことが大切です。
適切なメンテナンスはウッドデッキの寿命を延ばします。
 
大前提として、メンテナンス時期は木材によって異なります。
理由は、木材によって耐久性に差があることです。
まずはウッドデッキの樹種について押さえることで、メンテナンス方法を知れます。
 
樹種は大きく「天然木」、「人工木」に分けられます。
そして天然木はさらに「ソフトウッド」、「ハードウッド」に分けられます。
ここからは、ソフトウッド・ハードウッド・人工木について、耐久性を解説していきます。
 

*ソフトウッドについて

 
ホームセンターでよくみられるスギ材やヒノキ材、ホワイトウッド、レッドシダー材、SPF材はソフトウッドに該当します。
ソフトウッドの耐久性は樹種によって大きく異なる一方、総じてハードウッドよりも低いです。
 
塗装メンテナンスを施しても5~7年ほどで腐ってしまうことも多く、中でもホワイトウッドやSPF材は適しません。
 
一方でスギ材やヒノキ材といったソフトウッドは、しっかり処理を施すことでハードウッドに引けを取らない耐久性を手に入れます。
 

*ハードウッドについて

 
ウッドデッキに用いられるハードウッドの原産地は、東南アジアや中南米であることが多いです。
樹種・使用環境にもさゆうされますが、そのまま使用しても15~25年ほどの耐用年数があるとされています。
このように、塗装しなくても良い点はハードウッドのメリットでしょう。
 
一方で全く腐らないわけではありません。
使用環境によっては10年ほどで腐り始めてしまうこともしばしばあります。
また、一般的にハードウッドにとげやささくれは非常に取りにくいため、経年劣化には十分な注意が必要です。
 

*人工木について

 
人工木・樹脂木の殆どは「プラスチック」と「木粉」で作られています。
基本的に腐る心配がないため、メンテナンスも不要です。
 
一方で日当たりが良いと表面温度が50~60度ほどにもなります。
また、記念劣化によって床材がひび割れたり傷んだりします。
 

□まとめ

 
ウッドデッキには多くの魅力があり、住人ごとに様々な使用方法があります。
自分たちに合った木材を使用すれば、きっと満足のいくウッドデッキが作れるでしょう。
そのためにも、最初にウッドデッキに使用方法を考えましょう。
設計などは逆算していくのがおすすめです。
 

自然素材を用いたウッドデッキを検討されている方へ!選び方を紹介します

|日記
木曽、松本市、塩尻市周辺で、自然素材を用いてウッドデッキを作ろうとしている方は必見です。
今回の記事ではウッドデッキの木の選び方と、自然素材の木の例、メリット・デメリットをご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
 

□ウッドデッキの木の選び方とは

 
ウッドデッキは様々な楽しみ方ができるアイテムです。
ここではウッドデッキの木の選び方を紹介します。
 
まず木は天然木と樹脂木に分けられます。
そして天然木はハードウッドとソフトウッドに分けられます。
これらにはそれぞれ特徴があり、それらが自分に合っているかが木を選ぶ際の判断基準となります。
 

*ソフトウッドについて

 
ソフトウッドは柔らかい木材で、以下のような樹種がウッドデッキによく使用されます。
 
・サイプレス
・ホワイトウッド
・マツ
・ヒノキ
 
加工のしやすさ、安価性が特徴です。
一方で水分を吸収しやすいため腐りやすく、衝撃にも弱いという側面があります。
 
そのため定期的な防虫・防腐塗装といったメンテナンスが求められます。
ソフトウッドを使用したいけど手入れの手間を最小限にしたい、という場合はソフトウッドの中では比較的耐久性のあるサイプレスがおすすめです。
 

*ハードウッドについて

 
ハードウッドは文字通り硬い木材です。
これは木の繊維が非常に細かいことが要因で、耐久性が総じて高いです。
腐りにくく虫害にも強いため、ウッドデッキに向いていると言えるでしょう。
 
ハードウッドで代表的なものは以下の通りです。
・ウリン
・アマゾンジャラ
・セランガンバツ
・イペ
 
ハードウッドは20~30年使えるとも言われる木材です。
防腐や防虫のための塗装もいらないため、メンテナンスに手間をかけたくない方には非常におすすめです。
 
デメリットを挙げるとすれば、加工のしにくさがあります。
住宅会社といったプロに依頼する場合はこのデメリットはなくなります。
 
他のデメリットとしては、価格が比較的高いことが挙げられます。
森林保護の観点もあり、近年は値段が高騰してきています。
 

□自然素材を用いた天然木ウッドデッキとは

 
ここでは自然素材の例をいくつかご紹介します。
 
まず紹介するのが「イタウバ」です。
これは南米原産の木で、ささくれの比較的少ないハードウッドです。
素足で過ごしたい場合はうってつけの天然木と言えるでしょう。
また、防腐処理も不要なので健康面でも安心です。
 
次にご紹介するのは「ウリン」です。
ウリンはマレーシア原産の木で、耐久性、特に耐水性が非常に優れています。
硬く思い木材で、割れにくく反りにくく曲がりにくいためウッドデッキに非常に向いています。
ポリフェノールを多く含むため抗菌・防腐作用があるだけでなく、シロアリやフナクイムシに対しても抵抗性があります。
 
最後にご紹介するのは「イペ」です。
これは南米原産のハードウッドで、こちらも耐久性が非常に高い天然木です。
加工が比較的容易で、樹液のしみ出しがないため下地を汚せない場所に適しています。
 
以上がいくつか代表的な天然木の例でした。
ここでは最後に、メンテナンス方法についてご紹介します。
 
まず、日常的なお手入れは特に必要ありません。
偶に表面の汚れを取り除く目的で、雑巾がけをすると良いでしょう。
 
傷が付いてしまった場合の対処法は以下の通りです。
1:傷の部分の表面をサンドペーパーで削る
2:水を適量かけ、30分放置
3:湿らせた布巾を置き、アイロンで温める
4:へこみが治ったらもう一度サンドペーパーで磨く
 

□天然木のメリットとデメリットとは

 

*天然木のメリットとは

 
メリットは2点あります。
 
1つ目は、木の風合いを楽しめることです。
木にはイミテーションでは出せない「木のぬくもり」であったり「味」があります。
また、木には直射日光で高温にならず寒さで冷たくならないという特徴があります。
 
2つ目は、加工が自由にできることです。
木は道具さえあれば加工は容易です。
寸法や形状などが資源されないため、自由に設計し、自由に組み立てられます。
 

*天然木のデメリットとは

 
一方でデメリットも2つあります。
 
1つ目は、防腐・シロアリ対策が必須なことです。
木は殆どの場合において防腐・シロアリ対策が必須です。
耐久力は樹種や木材の種類で補えますが、これら対策は念には念を入れるという観点でもしておきたいです。
 
防腐処理がされていない場合、屋外用木材保護塗料を用いれば防腐・シロアリ対策になります。
使用するときは、組み立て前に塗装するようにしましょう。
 
2つ目は、メンテナンスが必須であることです。
シロアリ・防腐対策が必須な樹種で組み立てた場合、再塗装が必須です。
風雨にさらされたり使用したりする過程で、塗料がはがれていくためです。
年一くらいのペースで再塗装できると効果的でしょう。
 

□まとめ

 
ウッドデッキで天然木を使用する際には、ハードウッドかソフトウッドかをまず選ぶ必要があります。
木がある程度絞り込めるので、それらの中で自分たちに合った木を選ぶようにしましょう。
 

自然素材で作る木の家にはどんな特徴がある?

|日記
自然素材の木の家を建てたい方は多いですが、そもそも自然素材という言葉についてよく分からない方も多いでしょう。
似た言葉に無垢材というものもあり、ややこしいと感じる方もいらっしゃるはずです。
今回の記事ではこれら用語から自然素材の家で後悔しないためのポイントまで解説していきます。
 

□自然素材や無垢材って何?

 

*自然素材とは

 
自然素材とは自然界にある「天然素材」を用いた資材・建材のことです。
たとえば木や土、石、紙などがこれに当たります。
人工物の対義語と考えると分かりやすいかもしれません。
 
自然素材を家に使用する際には、どこに、どれくらい自然素材を使用するか考える必要があります。
たとえば、珪藻土は100%自然素材と言えるものから合成樹脂を含んだ人工物まで、様々なものがあります。
自然素材にメリットがあるように、合成樹脂を含むことでカビの生えにくさと施工性が上がります。
 
「自然素材の家」という言葉は、100%自然素材を使った家ということではありません。
化学物質を含んだ人工材を極力使用しない家のことを指します。
 
たとえば木造住宅は、おおむね自然素材の家と言えるでしょう。
木の家を自然素材の家として建てる場合、無垢材として漆喰や珪藻土が用いられることも多いです。
 
一方で自然素材は人工材に比べて費用が高くなる傾向にあります。
こだわりたいところに部分的に自然素材を用いると良いかもしれません。
 
最後に自然素材の例として、一部を以下に挙げます。
 
・無垢材
・コルク
・天然石
・漆喰
・珪藻土
・漆
・柿渋
・セルロースフィーバー
・サーモウール
・にかわ
 

*無垢材とは

 
無垢材とは、天然の木を乾燥させた木材のことを指します。
住宅の中では梁や柱、床材などに使用されます。
 
一方で気を貼り合わせて作った木材のことを「集成材」や「合板」と呼びます。
床材として、フローリングには「無垢フローリング」と「合板フローリング」があります。
 
無垢フローリングは天然木のみを使用した床材で、木のもともと持つ調湿効果やダニ防止効果が発揮されます。
一方で合板フローリングとは集成材を用いたフローリングで、水分が浸透しないため水拭きしやすいですが、接着剤に化学物質が使われています。
 
「自然素材の家」ではなく「無垢の家」という場合、無垢材をメインに使っていると言えるでしょう。
日本における無垢の家の歴史はとても古く、縄文時代の高床式住居まで遡るとも言われています。
 
現存しているものだと、神社仏閣の構造材・床材としても使用されています。
有名なもので言えば、奈良の法隆寺はヒノキの無垢材を使用しています。
法隆寺は7世紀後半に建立したので、13世紀ほども健在しています。
このことから分かるように、メンテナンスをすれば非常に強度の高い家と言えるでしょう。
 
自然界に存在する木は「針葉樹」と「広葉樹」に分けられます。
無垢材もこの点で性質が異なり、針葉樹は「軽くて柔らかい」、広葉樹は「重くて硬い」傾向があるとされています。
これは木の細胞と細胞の間の空間が、広葉樹の方が針葉樹より狭いことに起因します。
 
代表的な針葉樹は以下の通りです。
・スギ
・ヒノキ
・モミ
・マツ
 
一方で代表的な広葉樹は以下の通りです。
・オーク
・メープル
・ウォールナット
 
最後に無垢材のメリット・デメリットを紹介します。
 
メリットは以下の通りです。
・調湿性が高い
・ダニが繁殖しにくい
・夏は涼しく冬は暖かい
・健康面での心配が少ない
 
一方でデメリットは以下の通りです。
・傷やシミが付きやすい
・変形が生じやすい
・コストが高い
 

□自然素材の家で後悔しないために

 
1つ目のポイントは、「傷や汚れは発生すると知っておくこと」です。
自然素材は人工材に比べ傷や汚れが付きやすいです。
この点をあらかじめ押さえておきましょう。
傷が付くものだと知らないと、神経質になりすぎてしまいます。
 
2つ目は、素材選びを慎重に行うことです。
自然素材の場合、木の種類によって性質が異なってきます。
それら性質をしっかり押さえたうえで、素材選びを行いましょう。
家には生涯住み続けることになるので、慎重に行うのがポイントです。
 
3つ目は、使う部分をしっかり決めることです。
自然素材は高価になる傾向があります。
また、自然素材の中でも価格が変わってきます。
全ての素材を自然素材にすると予算に収まらなくなるので、予算を鑑みて素材を使用する部分を決めていくのがおすすめです。
 
一方で人工材にはアレルギーを誘発する物や健康被害につながる化学物質を使用しているものもあります。
そのため自然素材をたくさん使うべきだという人もいらっしゃいます。
 

□まとめ

 
今回の記事では自然素材の特徴と注意点をご紹介しました。
当社では自然素材を使った注文住宅の建築をしております。
豊富な実績もあり、自然素材を使った家を建てたい方の要望にきっと応えられます。
木曽、松本市、塩尻市周辺にお住まいで自然素材を用いた家を建てたい方は、お気軽にお問い合わせください。
 

別荘のリフォームに住宅ローンは使えるのか?詳しく解説します!

|日記
「別荘をリフォームするのに住宅ローンは使えるのか」
木曽、松本、塩尻市周辺で、このような疑問をお持ちの方は必見です。
今回の記事は、住宅ローン借り入れの可否と、使える種類のローンの紹介をしていきます。
ぜひ参考にしてみてください。
 

□別荘に使えるローンと使えないローン

 
マイホームといった建築物に使われるローンとして代表的なのは住宅ローンでしょう。
しかし、住宅ローンは原則として「自分で住まない家には使えない」というルールがあります。
 
そのため、別荘には原則として住宅ローンの適用はできません。
ただし、既に所有している別荘であればリフォームローンの対象となるケースもあります。
 
自分で住まない別荘のような建物に使用されるローンは、一般的には「セカンドハウスローン」といいます。
また、用途自由のフリーローンと言う選択肢もあります。
ただし、これらローンは住宅ローンよりも金利が高くなっています。
 
このほかでも、最近では銀行によってさまざまなローンが用意されています。
そのため、銀行やフィナンシャルプランナーといったプロに一度相談してみると良いでしょう。
 

□セカンドハウスローンの基礎知識

 
セカンドハウスローンとは、「第2の家を購入・改修する際に使用できるローン」です。
住宅ローンを適用する家を第1の家と捉えた際に、住む必要のない家に利用できるローンと考えることもできます。
 
別荘の他にも、以下のようなケースでセカンドハウスローンは使用できます。
・老後のための家
・転勤の仮住まい
 
セカンドハウスローンのメリットは、返済能力の高さの証明さえすれば審査に通りやすいことです。
安定した収入の存在を認めてもらえることができれば、第2の家をスムーズに購入できるでしょう。
 
一方でもちろんデメリットも存在します。
 
1つ目は、金利が高くなりやすいことです。
そのため、住宅感覚でセカンドハウスローンを使用して別荘を建てると、支払総額は大きく変わってくるでしょう。
返済能力の高さが認められても、返済時にお金がないケースもありえるため、少々リスクの高いローンと言えます。
 
2つ目は、節税効果が期待できないことです。
住宅ローンの場合は住宅ローン控除がありますが、これはセカンドハウスローンには効きません。
そのため、節税効果もない点に注意しましょう。
 
デメリットを総じてまとめると、コストがかかるのがセカンドハウスローンのデメリットでしょう。
コストをかけたくない場合は、別荘でなく老後の家のためにセカンドハウスローンを使うのではなく、今の家を一度売却してから住宅ローンで新たに家を建てるのも選択肢の1つです。
 

□セカンドハウスローンの審査基準

 
セカンドハウスローンは審査さえ通れば借りられますが、審査基準が高くなっています。
一例ですが、年収500万円以上が条件となっていることもあります。
また、団体信用生命保険への加入も求められるため、契約者の健康状態も重要な観点です。
 
ここからは、セカンドハウスローンの審査基準となるポイントをご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
 

*契約者の年収と返済能力

 
セカンドハウスローンの審査において最初に見られるのは、「契約者の年収」と「契約者の返済能力」です。
たとえばイオン銀行の場合、「年収500万円以上」と明確に基準を設けています。
 
融資可能額ですが、これは住宅ローンと同様に返済負担率が30パーセント~35パーセントであることが一般的です。
これ以上の融資額であれば審査に通らない可能性が高いです。
収入面だけでなく、融資可能額という観点もあることを理解しておきましょう。
 

*契約者の健康状態

 
セカンドハウスローンを利用する際には、契約者の健康状態も見られます。
具体的には、団体信用生命保険への加入が求められるため、加入できる程度の健康状態であることが条件です。
 
このように保険への加入を求められる理由は、契約者に万が一のことがあった場合でも保険金でローンを回収できるようにするためです。
この保険に入っていれば、万が一の時に家族に別荘を残すことができます。
 

*他の借り入れ状況

 
もう1つみられる点があり、それは他の借り入れ状況や返済状況です。
もし年収などの面で基準以上であったとしても、他の借り入れ状況・返済状況があまりに悪ければ返済能力はないと判断できるためです。
 
これら情報は、審査の際に必ず明らかになります。
特に遅延・滞納がある人はブラックリストに載っていることも考えられ、その場合は審査に通る可能性は極めて低くなります。
 
そのため、セカンドハウスローンを借りる際は他にローンや借り入れなどがある場合、返済してから申し込むと良いでしょう。
 

□まとめ

 
別荘には原則として住宅ローンは使えませんが、状況によっては使えることもあります。
また、別荘関係であれば「セカンドハウスローン」が、さまざまな状況下において使用可能です。
今回の記事が皆さまの参考になれば幸いです。

自然素材の家のデザインとは?メリットもご紹介!

|日記
「自然素材を用いた家の特徴が知りたい」
このようにお考えの方は必見です。
今回の記事では、自然素材のメリットやデザイン例、よく使われる自然素材をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
 

□自然素材のメリット

 
1つ目は、化学物質の含有量が少ないことです。
自然素材では、接着剤やコーティング剤を使用しません。
そのため、化学物質をあまり含みません。
 
化学物質をあまり含まないということは、健康被害が抑えられるということです。
よく発生するシックハウス症候群に代表される結構被害を抑えられるので、体の弱いお子さんやご年配の方が家族にいる場合に特におすすめです。
また、体の小さいペットを飼っている場合も、健康被害防止の観点から自然素材がおすすめです。
 
2つ目は、耐久性が高いことです。
自然素材は一般的に、耐久力が高いため、適切なお手入れさえしていれば長く使用できます。
また、リフォームの時期をずらせばランニングコストも抑えられます。
 
たとえば合板フローリングの場合、30年前後で接着剤がはがれ弱ってきます。
一方で自然素材の無垢フローリングであれば、1枚板なのではがれません。
また、表面に傷が付いたとしても、やすり掛けできれいにできます。
このように、補修しながらであれば長期間使用できます。
 
3つ目は、触り心地が良いことです。
自然素材には、特有の優しい触り心地があります。
特に素手や素足で触れることの多いカウンター・フローリングに無垢材を使用すれば、その触り心地の良さを体感できるでしょう。
 
また、工業製品の場合存在する冷たさもありませんし、木材には湿気を吸収する機能があるためべたべたしません。
以上の理由から、自然素材を使用した家では1年中気持ちよく過ごせるでしょう。
 
4つ目は、空気もすみよくしてくれることです。
木材には上述した通り湿気の吸収機能があり、すごしやすい環境をキープしてくれます。
さらに湿気を吐き出す機能もあるため、じめじめした日は湿気を吸収し、からっとした日には湿気を排出してくれます。
これにより、ある程度一定した住みよい環境がキープされるのも魅力の1つでしょう。
 

□デザイン例をご紹介!

 

*素材の味を活かしたナチュラルなデザイン

 
素材の味を活かしたシンプルなデザインを目指すと、シンプルさが特長の家にできます。
このとき、すっきりとした柱と曲線を組み合わせることで、素材の味を十分に引き出した明るい家にできます。
 
このようなデザインの家は、老若男女を問わず人気です。
幅広く受け入れられる家なので、親世代と一緒に住むことを考えている方におすすめです。
 

*自然素材をふんだんに使用したデザイン

 
調湿効果は実は、木以外にも石や紙にもあります。
さらに、これらの自然素材は機能性に優れているだけでなく、見た人に優しい印象やあたたかみを感じさせます。
 
さまざまな種類の自然素材を合わせる場合、清潔感を感じさせるホワイトアッシュ材やメープル材などの木材の使用がおすすめです。
自然素材をふんだんに使用すれば、家族がのびのび過ごせる空間をデザインできるでしょう。
 

*自然素材に合った色を用いた家

 
自然素材を使用した家の内装は、色もこだわるのがおすすめです。
シンプルなデザインを活かすために、ナチュラルなグリーンやベージュといった色を選べると良いでしょう。
 
差し色を入れたい場合も同様です。
ピンクやイエローを取り入れるときは落ち着いたトーンのものにしましょう。
 

□住宅に利用される自然素材の例

 
1つ目は、無垢材です。
無垢材とは、木からできた一枚板の素材です。
主に以下のような部分に使用されます。
 
・フローリング
・建具
・キッチンカウンター
・窓枠
・壁
・天井
 
このように、非常に使用用途の多い素材であることがお分かりいただけると思います。
 
デザインも良く、木目は1枚ごとに異なり、プリントの合板にはないような高級感を感じさせます。
また、無垢材の上から施す塗装によっては木の香りを楽しめます。
木目は木によって異なるため、幅広いデザインに合わせることも可能です。
 
2つ目は、漆喰・珪藻土です。
前者は消石灰を、後者は藻の化石を原料とし、主に壁や天井の仕上げ材として優秀です。
 
漆喰は木と同様日本で古くから使用されてきた歴史があり、日本的なデザインの家によく合います。
滑らかな質感はすみよい環境づくりに一役買ってくれます。
 
珪藻土は凹凸模様のバリエーションが非常に豊富です。
そのため、オリジナリティの高いデザインの内装を実現できるでしょう。
 
また、これら自然素材には共通して以下の作用があります。
・消臭
・調湿作用
機能性にも優れているのが、これら自然素材のポイントです。
 

□まとめ

 
自然素材は機能性が高いだけでなく、デザイン性も優秀であることが多いです。
これらの側面をどちらも活かせるようなデザインを心がけるようにしましょう。
当社では、自然素材を用いた家の建築をしているので、木曽、松本、塩尻市周辺で興味がある方はぜひご相談ください。

木の家の楽しみ方とは?間取りを考えるときの注意点もご紹介

|日記
「木の家を楽しみたい」
木曽、松本市、塩尻市周辺で、このようにお考えの方は必見です。
今回の記事では、木の家を楽しむコツと、失敗しないために間取りで気をつけたいことをご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
 

□木の家を楽しむためのコツとは?

 
1つ目は、癒し効果を考慮することです。
「木」と聞くと、多くの人は床や柱、天井といった目に見えるところに木を使っている家をイメージするでしょう。
しかし、実際には構造部分にも木が使われることがほとんどです。
 
このような木造住宅メリットは、一般的には建築コストが比較的低いこと、間取りやデザインの自由度が高いこと、古くから日本で取り入れられてきた建築であり日本の風土に合っていることが挙げられます。
そして、実は木には湿気を吸い・放出する性質があるため、快適な暮らしを過ごすのにも役立ちます。
 
以上の機能は、他の建築材料でも代替できるかもしれません。
しかし、木には「あたたかみがあり、癒される」という特有の効果があります。
この効果が、木にのみある最大の特徴と言ってよいでしょう。
 
2つ目は、木の種類や貼り方を工夫してみることです。
これらを工夫することで雰囲気をがらりと変えられるのも、木の家のポイントです。
 
たとえば空間の一部にスキップフロアを設けると空間を自然に区切ることができます。
ここで一番低くなっている部分の板の貼り方をヘリンボーンにすると、空間がゆるく分けられます。
このようにちょっとした木の貼り方を工夫するだけで空間の雰囲気を変えられ、それを楽しめます。
 
木の貼り方はヘリンボーンの他にもさまざまなものがあります。
目的とする印象が出るように考えてみるのも、木の家の楽しみ方でしょう。
 
3つ目は、木の量で家の雰囲気を変えてみることです。
木はその種類・貼り方だけでなく、分量によっても家の雰囲気を変えられます。
 
具体的には、木の分量を増やすとウッディな雰囲気になります。
一方で着の分量を減らすとモダンな雰囲気になります。
 
よりウッディな雰囲気にしたい場合は、梁を敢えて見せたり、種類の違う木材を敢えてミックスしたりすると良いでしょう。
一方でモダンにしたければ、天井に白いクロスを貼ってみるのがおすすめです。
 
他にも雰囲気の出し方はありますが、その1つとして木の分量があることを知っておきましょう。
 
4つ目は、造作家具を使用してみることです。
造作家具とは、オーダーメイドの造り付け家具です。
一般的に、造作家具は家を建てる際に同時に注文します。
この造作家具は、実は木の家と非常に相性が良いです。
 
たとえば、国産のスギを天井に使用しているリビングを想定してみましょう。
ここで家具を床や天井の色味に似せた色にすると、空間に統一感が出ます。
また、木材は使い込むほど味わい深くなっていくので、家具に対してもその楽しみを見出せるようになるでしょう。
 
また、これら造作家具には扉や引き出しを付けてみるのもおすすめです。
機能性が高まるだけでなく、見た目もすっきりして一石二鳥です。
造作家具ならではの収納アイデアを楽しみましょう。
 
5つ目は、ウッドデッキを付けてみることです。
木の家と言って多くの人が想像するのがウッドデッキでしょう。
さまざまな使い方ができるでしょうし、使える時期は第二のリビングとして活躍してくれるでしょう。
 
また、ウッドデッキは子供の遊び場としても最適です。
はだしでも気持ちよく過ごせますし、生活の質を上げられます。
 
おすすめなのが、屋根を設置することです。
使い勝手が飛躍的に上昇するので、ウッドデッキを設置する際はぜひ試してみてください。
また、ウッドデッキの床板や天井の素材は、室内と同じにせず区切りをつけてみるのも良いですし、統一感を出すために同じにするのも良いでしょう。
 

□間取りで気をつけたいこと

 
1つ目は、吹き抜けです。
最近では吹き抜けを取り入れた家も増えてきていますが、光熱費の観点から見るとあまり良い選択ではありません。
吹き抜けを設けると、1つの空間が広くなってしまい冷暖房の効率が下がるためです。
 
たしかに吹き抜けには、さまざまなメリットがあるでしょう。
それらメリットと光熱費の増大を見比べて、取り入れるかを検討しましょう。
 
2つ目は、収納の位置と量です。
これは木の家に限りませんが、収納の位置と収納量は非常に重要な観点です。
どこに何を収納するかを具体的に考えつつ、これらの点について決めなければなりません。
 
収納の量だけ増やしても、使い勝手が悪かったり、生活スペースを圧迫するだけになったりしてしまう可能性もあります。
位置と量の2観点をしっかり押さえ、収納について考えましょう。
 

□まとめ

 
今回の記事では、木の家を楽しむためのコツと、間取りを考える際の注意点をご紹介しました。
木の家には特有の特徴があるからこそ、それらを活かした楽しみ方もあります。
今回の記事が、皆様が木の家を建てる際の参考になれば幸いです。

天然素材、自然素材、人工素材の違いをご紹介します!

|日記
「天然素材と自然素材の違いを知りたい」
木曽、松本市、塩尻市周辺で以上のような疑問をお持ちの方は必見です。
今回の記事では、これらの違いをご紹介します。
ぜひ最後まで読んでくださいね。
 

□天然素材と自然素材の違いとは?

 
まずは天然と自然、それぞれの定義から確認します。
「自然」とは、「人為的でないもの」という意味です。
一方で「天然」とは、「人工的でないもの」を指します。
 
どちらも人の手の加えられていないもの、という点では共通しています。
一方で、自然はありのままの「状態」であるのに対し、天然はありのままの「性質」を指すという違いがあります。
 
このように、天然と自然には語彙として違いがあります。
しかし、衣類や住宅の広告や紹介などで使われる「天然」と「自然」は、同一のものとして扱われる傾向にあります。
そのため、消費者側がどのような製品なのかを考える必要があります。
 
衣類を例として、天然素材を見てみましょう。
衣類の場合、植物性のコットン・リネン、動物性のカシミヤ・ウールは天然素材とされています。
対義語は、ナイロンやポリエステルといった化学繊維と考えられるでしょう。
 
最近では、住宅の素材においても天然素材や自然素材が注目されています。
「無垢材」は天然の木材を指す言葉ですが、最近人気になってきています。
 

□人工素材とは何か?

 
人工素材とは、名前通り人の手によって作られた素材です。
自然界に存在している天然素材や自然素材とは、定義上対極のものです。
住宅の素材で言えば、コンクリートやプラスチック、合板などはすべて人工素材です。
 
人工素材はある程度の期間変形しないものも多く、そのためにさまざまなところで利用されています。
たとえば住宅や衣類、家具などに使用されています。
近年では木材を加工した人工木、石油でできたグラスウールなどが普及してきています。
 
このように、人工素材は非常に種類が豊富です。
そのため、特徴にもかなりの幅があります。
 
たとえば人工木のような自然素材に比較的近いもの、ほとんど自然素材と言えるようなもの、化学物質がかなり含まれているものなどが挙げられます。
そのため、住宅の素材として使用する際には、どのような人工素材かしっかり把握しておくことが大切です。
 
人工素材の中には、人間の体調に悪影響を及ぼすものさえ存在します。
なにより健康被害を生んでしまうような素材を避けて、適宜、人工素材を取り入れることが大切です。
 

□自然素材と人工素材の違いとは?

 

*構造における違い

 
住宅の構造部分に使用される素材は、人工素材であれば木材、人工素材であれば鉄筋コンクリートであることがほとんどです。
そして、これら素材は強度もコンクリートも異なり、それゆえ工法も大きく異なっています。
 
木材の場合、以下のような工法が代表的です。
・木を組み合わせる「在来工法」
・木のパネルやフレームを組み立てる「木質パネル工法」
・箱型に建てる「2×4工法」
 
木材のメリットとしては、湿気を吸ったり排出したりする「調質作用」があります。
そのため、木材を使用した住宅は湿度が低くなりやすく、住み心地がよくなりやすいです。
一方で虫害に合いやすいというデメリットも存在します。
 
鉄筋コンクリートの構造としては、以下の2種類が代表的です。
・コンクリートを土台として鉄筋の柱と梁を入れる「ラーメン構造」
・コンクリートの板を組み合わせる「壁式構造」
 
鉄筋コンクリートのメリットは、防音性能や耐火性能が高いことです。
一方で、そもそも木材でできた建築も、現代では技術進歩によりあまり燃えなくなっていますし、熱伝導性が高い素材であるため、室温が高くなりやすいというデメリットもあります。
 

*耐久性における違い

 
耐久性に関しては、実はあまり差はありません。
自然素材の中でも無垢材や珪藻土、漆喰などは耐火性が高いです。
そのため、地震など災害があっても大きな被害になることはあまりないとされています。
 
また、木材は伸び縮みする素材です。
そのため、地震時の揺れを小さくすることができ、倒壊のリスクを下げられます。
ただし、工法や接合方法で耐久性が大幅に下がることもあるので、当社のように実績のある会社に依頼するようにしましょう。
 
鉄筋コンクリートで作られたラーメン構造の住宅も、非常に壊れにくいです。
これは、コンクリートは圧縮に強く、鉄は伸縮に強い素材であるためです。
 
他の人工素材で言えば、人工木やグラスウールなどは長い期間に耐えうる素材です。
腐ったりひび割れたりといった劣化も発生しにくく、耐久性が高い素材の代表でしょう。
 

*健康面

 
健康面では、自然素材に軍配が上がります。
人工素材の中には、その化学物質により健康被害を及ぼすものもあります。
 

□まとめ

 
今回の記事では、天然素材・自然素材・人工素材の違いをご紹介しました。
それぞれの建材のメリット・デメリットを的確に把握しておきましょう。
当社では木の家の建築をしているので、興味がある方はお気軽にご相談ください。

マイホームは何歳までに建てる?建てるタイミングを考える際のポイントとは?

|日記
マイホームの購入を検討されている方々、他の人はどのような状況で購入しているのかを知れたら安心感が高まるでしょう。
そこで、今回はマイホームを建てる際のタイミングやポイントをいくつかお伝えしていきます。
 

□マイホーム購入者の平均年齢と平均世帯年収とは?

 

*マイホームを購入する人の平均年齢

 
まずは、「一次取得者」と呼ばれる住宅を初めて購入する人の世帯主の年齢をお伝えします。
 
注文住宅の場合は、30代が48.4%、次いで40代が25.0%です。
分譲戸建住宅の場合は、30代が51.3%で40代が22.5%、分譲マンションの場合は30代が51.7%で40代が26.5%と、いずれも30代でマイホームを持つ方が多いようです。
中古戸建て住宅の場合は30代が38.1%で40代が33.9%で、中古マンションであれば、30代、40代は各々3割程度となっています。
 

*マイホームを購入する人の平均世帯年収

 
マイホームを購入するにはどのくらいの年収を目安に考えれば良いのか疑問を持っている方もいらっしゃるでしょう。
 
国土交通省の令和元年度住宅市場動向調査報告書によると、一次取得者の平均世帯年収は、注文住宅であれば731万円(三大都市圏のみの場合は791万円)、分乗戸建住宅の方は、645万円です。
一方、分譲マンションを購入した方の平均年収は、第一次取得者の中でも1番高い752万円です。
中古戸建住宅の場合、628万円、中古マンションの際は、656万円です。
 
現在、自分の年収とこちらの記事を参考に比較して、購入・住宅ローンの返済はできるのかを検討してみると良いでしょう。
 

□住宅購入の決め手とは?

 
では、マイホームの購入の最後の決め手、気になりますよね。
ここからは、その決め手についてお伝えしていきます。
 

*購入と賃貸の違いは?

 
まず、賃貸住宅を借りて住むのか、マイホームを購入するのかと言う迷いに対しては、それぞれの費用を比較することが重要となってきます。
 
マイホームを購入する際は、購入するための資金計画を立てることが不可欠です。
購入のために住宅ローンを組む方が多いですが、購入の際にかかる諸費用を考えることや、年間の返済額を確認しておく必要があるでしょう。
マンションであれば、管理費、修繕積立金などが必要です。
 
また、購入した不動産にかかる税金も確認しておくと良いでしょう。
 
一方、賃貸住宅の場合は家賃と更新料や、今後、転居する場合は、そのための敷金や礼金の支払いを考えておく必要があります。
このように費用について考えなければならないのですが、その前に住んでいる住宅の費用を一度想像してみて、購入の参考にすることも良いでしょう。
 

*生活環境の変化

 
子供の誕生など、生活環境の変化もマイホームを購入する要因の1つです。
国土交通省が、世帯人数に応じた豊かな生活の実現を目的とした、必要と考えられる住宅の面積(誘導居住面積水準)を公表しています。
家族が増えていくほど、子育てや教育に適した環境のために必要な住宅の面積が増えているので、子供が誕生したことをきっかけにして、新しい暮らしに適したマイホームを購入する方もいます。
 

*老後は高齢者対応設備が整った住宅へ

 
子供が独立して自分が老後を迎えると、バリアフリーに対応した設備の準備がポイントとなってきます。
ここで指標にしていただきたい調査が、内閣府が全国の60歳以上の方を対象に行った「平成30年度・高齢者の住宅と生活環境に関する調査」です。
14.1%が「住まいが古くなりいたんでいる」、8.3%が「住宅の構造(段差や階段など)や造りが高齢者には使いにくい」、5.4%が「台所、便所、浴室などの設備が使いにくい」と、高齢者に適した設備でないと不安を感じる人が多いという結果になりました。
 
その解決策として、1番多かった回答が、「リフォーム」です。
これは、介護施設への入居や子や孫などとの同居を大きく上回っています。
賃貸住宅ではリフォームができない場合もあるので、老後の暮らしの充実さを決め手として、マイホームを購入する方がいます。
 

□住宅ローンを無理なく組むには?

 
マイホームの購入で多くの方が、住宅ローンを組みます。
住宅ローンは借りる金額が大きいほど、払う金額も多くなってしまうため、ご自身に適したローンの組み方を工夫しなければなりません。
 
そこで、ポイントは大きく3つあります。
 
1つ目は、自己資金をできる限り準備しておくことです。
これは、購入時の頭金の割合を増やすことが目的です。
住宅ローンは、頭金なしでも借りられたり、その他の諸費用までも融資してくれるものもありますが、それらは返済金利が高かったり、その他の手数料が追加されたりと、最終的な支払い金額を増加させてしまいます。
自己資金を準備し、頭金をより多く支払うことで、利息を減らし、返済金額を抑えられます。
 
2つ目は、余裕を持った返済金額を設定してローンを組むことです。
現在のご自身の収入からギリギリ支払えるくらいの金額を返済金額として設定してしまうと、急な出費があった際に対応できなくなり、生活が苦しくなってしまうでしょう。
そのため、返済金額の設定時には収入を考慮した上で、余裕が持てるように住宅ローンを組みましょう。
 
3つ目は、住宅ローンの減税制度を受けることです。
マイホームを購入する際、一定の条件を満たしていると住宅ローンの減税制度を受けることが可能です。
適用される住宅ローンを調べ、利用できるものは利用することをおすすめします。
節税も、無理のない住宅ローンを組むことにつながります。
 

□まとめ

 
今回は、マイホームを検討されている方に、様々な観点からマイホームを購入するときの目安をお伝えしました。
マイホームは一生の大きな買い物となりますので、情報収集に特に力を入れて、慎重に検討していきましょう。
木曽、松本市、塩尻市周辺で住宅に関するお悩みの際は、ぜひ当社にご相談ください。

自然素材を使った家の外観の特徴とは?解説します!

|日記
「自然素材を使用した家」といわれた場合、どんな家をイメージできますでしょうか。
今回は、自然素材を使用した家とはどんなものかについてより具体的にその特徴を解説していきます。
ぜひ家づくりの参考にしてみてください。
 

□自然素材の家の特徴とは?

 
そもそも、自然素材の家は、人工的な化学物質を使わずに建てられた家のことを指します。
その自然素材の家の特徴を、大きく5つの視点で紹介していきます。
 
まず1つ目は、「無垢材の床」です。
 
無垢材(むくざい)と呼ばれるものは、自然木(しぜんぼく)から取り出した木を、そのまま1枚の板に加工した木材のことです。
反対に、複数の板を接着剤で張り合わせたものを「集成材(しゅうせいざい)」と呼びます。
 
自然素材の家の床は、無垢材を使用し、温かみのある暮らしを提供してくれます。
自然の心地よさが感じられるだけでなく、化学物質を使わないことから、「体にやさしい家づくり」には、欠かせない木材なのです。
 
2つ目の特徴は、「漆喰と珪藻土を使った内壁」です。
 
漆喰(しっくい)と珪藻土(けいそうど)はご存じでしょうか。
どちらも塗り素材と呼ばれるもので、漆喰は、石灰に糊(のり)、スサ、粘土などを練り合わせたものです。
珪藻土は、藻類の一種である珪藻が化石化してできた堆積物でできたものです。
自然素材を使用した家の内壁に、このような自然素材から作られた漆喰や珪藻土が使用されることで、ただナチュラルというだけでなく、脱臭・断熱効果や湿気、乾燥から家を守る働きをしてくれます。
 
3つ目の特徴は、「塗り壁の外壁」です。
 
タイル、サイディングなど、様々な外壁材がある中、自然素材を使用した家の外壁は「塗り壁」が特徴的です。
この塗り壁はシンプルですが独特の風合いがある雰囲気に仕上げてくれます。
また、先ほど述べた様々な機能を備えた漆喰や珪藻土が使用されることが特徴です。
 
4つ目の特徴は、「シンプルな色づかい」です。
 
自然素材を使用した家づくりでは、内装、外観、家具などをシンプルに統一していることも大切なポイントです。
多くても使用する色は3色までです。
その中でも、白・茶色・緑といった『自然』を感じさせる色づかいを選ぶことによって、リラックスした雰囲気を生み出します。
 
5つ目の特徴としては、「カフェ風の内装」に仕上がることです。
 
室内の装飾、照明、家具によって家の雰囲気をガラリと変えられます。
そこで、自然素材を使用した家ではカフェの店内を装うように、インテリアを選ぶと、癒しの空間を作り出せます。
 

□自然素材を使用した家の外観の良さとは?

 
自然素材を使用した家は、外観からもその良さを漂わせます。
 
まず、なんといってもお洒落な雰囲気を醸し出してくれます。
近年、既製品のサイディングを使用した家が多いですが、そこで外観に木などの自然素材を取り入れた家は、個性的で注目を集めるでしょう。
 
また、自然素材だからこそ感じる風合いがあり、その良さを存分に生かしてデザインされた家は飽きにくく素敵な外観となるでしょう。
 
そして、自然素材を使用した家は汚れが目立ちにくいです。
真っ白な外壁とは異なり、元から複雑な模様の木材を使用するため、たとえ汚れたとしてもあまり目立つことなく、むしろ味が出ているとプラスに感じる人もいるでしょう。
 

□自然素材を使用した家での暮らしはどんな感じ?

 
ここまで、自然素材を使用した家をご紹介しましたが、もう少し具体的なイメージを想像していただくために、4パターンの自然素材を使用した家を紹介していきます。
 

*薪ストーブのある家

 
薪ストーブがある家では、薪ストーブのための煙突があることが特徴的です。
寒い冬に暖かく快適に過ごせることが良い点ですが、夏だとしても、室内に薪ストーブがインテリアとして存在していることにも大きな魅力を感じます。
 

*吹き抜けが中心にある家

 
リビングダイニングの上を吹き抜けにすると、家全体が吹き抜けで繋がっている感覚になります。
そのため、同じ家に住んでいる人の存在を感じやすい素敵な空間を実現できます。
自然素材を用いることで、その温かさをさらに引き立たせてくれます。
 

*ブックライフを楽しむ家

 
自然素材を存分に使用して、収納スペースを多く設けることで、まるで自然に囲まれた図書館のような心弾む空間を作り出せます。
自然木の温かさを感じながら落ち着いた雰囲気で読書するのも良いでしょう。
 

*豊かな暮らしを楽しむ平屋

 
歳を重ねてからの家づくりでは、家で長く過ごすことを考慮する必要があるでしょう。
平屋住宅は、階段がなく移動が楽で、家族との微笑ましい時間を楽しめる空間になるでしょう。
将来を見越してバリアフリーな空間を検討してみるのも良いでしょう。
 

□まとめ

 
自然素材を使用した家の魅力を様々な観点からお伝えしました。
この記事を通して、「自然素材を使用した家」のイメージがより具体的になれば幸いです。
当社では、このような自然素材を使用した家を取り扱っています。
木曽、松本市、塩尻市周辺で家づくりをお考えの際は、当社をぜひご活用ください。

マイホームのよくある失敗とは?注文住宅を検討している方は必見です!

|日記
マイホームの購入は一生に関わる大きな買い物なので、不安の方も多いでしょう。
今回は、そんな方々に向けて、少しでも理想のマイホームを建てられるための、マイホーム購入後の失敗事例とその対策についてお伝えしていきます。
家づくりのよくある失敗例を学び、不満の残らないマイホームを目指しましょう。
 

□マイホーム購入でよく起こる失敗事例

 
マイホーム購入後、住んでみたら「求めていたのと違う」と後悔する方は多くいます。
では、実際にどのような声が上がっているのかみていきましょう。
今回は7つにわけて紹介していきます。
 
1つ目は、予算を抑えたがゆえに、住宅に不満がある場合です。
予算を抑えると、その分予算が高い場合よりも家のサイズが小さくなったり、災害時のための耐震性が劣ってしまったりします。
 
2つ目は、住宅の性能や設計に失敗した場合です。
耐震性、断熱性能を重視したり、日当たりを重視したりと、性能のメリットの方ばかりに意識が向いてしまうと、失敗だと感じることがあります。
 
3つ目は、間取りが想像とズレていた場合です。
建売住宅とは異なり、注文住宅の場合は、間取りをゼロから考えます。
間取りの配置は難しいですが、不安な方は少しずつ間取りのポイントやコツを調べてみましょう。
 
4つ目は、周辺環境、隣人のことをあまり考慮していなかった場合です。
子供が遊べるような公園が遠かったり、隣人が商売しているため人通りが多かったりと、周辺環境や隣人を考慮しておかないと不満が出てくる可能性があります。
 
5つ目は、住宅ローンについてです。
頭金を払いすぎて、後々の資金繰りが厳しくなることや、病気やケガにより自分でローンが払えなくなることがあるので、注意しましょう。
 
6つ目は、諸費用などの金銭面での失敗です。
売主やその他関係会社のトラブルによって費用が加算されることがあります。
例えば、工事を手掛けていた工務店が工事期間中に倒産してしまい、大きな追加費用がかかってしまう場合があります。
 
7つ目は、工務店やハウスメーカーとのトラブルです。
工務店やハウスメーカーとのコミュニケーションが上手くいっていないと、見積もりや設計に対する共通認識のズレが生じてしまい、失敗することがあります。
コミュニケーションをとる際に、細かいこだわりは明確に伝えておくと良いでしょう。
 
以上、7つ紹介しましたが、やはり失敗を想像することは難しいかと思います。
そのため、購入後にどんな生活を迎えるか何がトラブルを引き起こすかを具体的に考えることが重要になってきます。
このように失敗事例を知ることで、失敗の想像の幅を広げていくと良いでしょう。
 

□間取りに関する失敗を防ぐには?

 
ここでは、間取りの失敗に注目してその対策方法をご紹介します。
 
まずは、現在住んでいる住宅の不満な点を見つめ直し、そこから理想の間取りをシミュレーションしてみましょう。
このシミュレーションは、ただ頭で思い浮かべるというよりも、具体的に細かいところまで考えることをおすすめします。
部屋の広さや家具の配置など、どこがどう変わったら良いかを突き詰めていきましょう。
 
次に、周辺環境を把握しながら間取りを考えましょう。
建てようと考えている住宅の土地や周辺の環境にはどのような特色があるのでしょうか。
住宅前の通りや、商業施設、日当たり状況など、諸々の周辺環境によって最適な間取りも変わってきます。
外部との関係性もしっかりと考慮しておきましょう。
 
そして、住宅を建てる前に完成見学会やモデルハウスを利用してイメージをつかんでおくことも大切です。
図面をみるだけでは、具体的なイメージを膨らませにくいです。
実際に建てられた住宅を見学することで、イメージが掴みやすく実際の空気感を感じられます。
 
これらのポイントを押さえておくと、より最適な間取りを決められるでしょう。
 

□万全な計画でマイホーム購入を成功させよう!

 
さて、「マイホームを購入する」ことはやはり人生の中でも大きな買い物だと思う人がほとんどでしょう。
住宅の選定、予算、住宅ローンを中心にできる限り万全な計画を立てていきたいところです。
マイホームの購入を成功させるには、前述したように、具体的なシミュレーションが最も大事な要素となります。
 
そこで、当社では、住まい教室を開催しています。
「いい家」のつくり方をなかなか教えてくれる人はいないでしょう。
住まい教室では、「設計編」「資金計画編」というように、テーマに合わせて開催しています。
万全な計画を立てていくにあたっての参考にしていただけたら幸いです。
 

□まとめ

 
今回は、マイホームの購入でよく起こる失敗事例とその対策についてお伝えしました。
大きな買い物には大きな不安を抱えてしまうかもしれませんが、こうした事例や対策を学び、より暮らしやすい住まいをつくりあげていきましょう。
木曽、松本市、塩尻市周辺で住宅に関するお悩みは、ぜひ当社にご相談ください。

別荘の維持費はどれくらい?初期費用にも注意しましょう!

|日記
別荘の購入を検討されている方、すでに持っている方、別荘にかかる費用を細かくご存知でしょうか。
別荘は購入するのはもちろん、維持するためにも毎年お金がかかります。
今回は、別荘を購入するにあたって、どんな費用が関わってくるかをご紹介します。
 

□別荘の購入費用について

 
別荘の維持費を考える前に、購入時の物件価格そのもの以外の費用にも注意する必要があります。
まずは、購入時にかかる諸費用を5種類解説します。
 
1つ目は、仲介手数料です。
別荘物件は不動産会社が仲介を担っている場合が多いです。
そのため、不動産会社に支払う仲介手数料がどれだけ発生しているかも考慮する必要があります。
仲介手数料は、物件価格に一定の割合をかけることで導かれます。
 
この割合は法律によって上限が決められており、物件価格が2000万円以下なら5パーセント、200万円超から400万円以下なら4パーセント、4000万円超なら3パーセントです。
 
2つ目は、登記費用、登録免許税です。
別荘を購入すると、法務局で登記する必要が出てきます。
登記を司法書士に依頼する場合は、司法書士報酬が発生するため、その報酬としておよそ7〜10万円を司法書士事務所に支払わなければなりません。
 
また、司法書士報酬と共に、法務局に支払う登録免許税も支払わなければなりません。
登録免許税の税率は、所有権移転登記の場合は原則2パーセントです。
 
3つ目は、不動産取得税です。
不動産取得税は、土地建物の評価額に対して原則4パーセントです。
ただし、こちらの不動産取得税にはいくつか軽減措置が存在します。
固定資産税と同じように、セカンドハウスと認められれば優遇されるため、購入前から使用方法をよく考慮すると良いでしょう。
 
4つ目は、印紙税です。
別荘の取得時には、不動産売買契約書を結ばなければなりません。
売買契約書を結ぶときには、印紙代がかかります。
印紙代は、100万円以下であれば500円、500万円以下であれば1,000円、1,000万円以下であれば5,000円、5,000万円以下であれば1万円など、物件価格によって変わってきます。
 
5つ目は、固定資産税の精算金です。
年の途中で別荘を取得する場合は、売主が一年分の固定資産税を支払っていることになるため、購入後の固定資産税を日割計算して負担する必要が出てきます。
一般的には、不動産仲介者会社か売主が計算して金額を提示してくれるため、それに従うことになります。
 

□別荘の維持費はどれくらい?

 
次に、別荘の維持費についてもよく理解しておかないと、想像以上の維持費を支払わなければならない状況に陥ってしまう可能性があります。
ここからは別荘の維持費を5つ紹介していきます。
 
1つ目は管理費です。
管理費は、清掃管理会社に定期清掃を委託する料金のことを指します。
清掃を委託しなければ発生しませんが、別荘で過ごす頻度が少ない場合は、定期的な清掃、巡回を委託して、別荘を管理することをおすすめします。
業者に委託した際の管理費をあらかじめ確認しておきましょう。
 
2つ目は、通信費です。
快適な生活を送るのに欠かせないインターネット環境ですが、インターネットを繋げるためのWi-Fi環境を整えると通信費用が発生します。
通信費に対しても事前にしっかりと計算しておきましょう。
 
3つ目は、火災保険料です。
無人期間が多い別荘であれば、一般的な火災保険には加入できないことがあります。
その場合、一般物件よりもやや高額の保険料が求められます。
しかし、リスクを考えると保険に入るのに十分な理由はあるので、費用に関しては、保険会社や代理店でシミュレーションを行っておくことをおすすめします。
 
4つ目は、水道費と光熱費です。
別荘で過ごしていない期間も、電気、ガス、の基本料金は発生しています。
また、別荘はプロパンガスの利用が多い傾向にあり、より高い費用が発生してしまいます。
そして、上下水道料も電気、ガスとは別途で発生するため、いくらかかるかに注意しましょう。
 
5つ目が、その他別荘によって発生する管理費です。
まず、別荘地を管理者が管理している場合は、別荘地内の施設管理のために共益施設管理費を請求されます。
また、簡易水洗トイレの別荘であれば、下水道料金の代わりとして、年に1、2回、1万円から1万5千円ほどの汲み取り費用が発生します。
 
さらに、ゴミ処理費用や、温泉付き別荘では、温泉更新料、使用料を支払う必要が出てきます。
温泉更新料は10年に1回ほどで、温泉使用料は月額制がほとんどです。
 
そして、借地料という、別荘が地主の借地に立っている際に発生する費用もあります。
敷地の広さに応じて料金が定まることが多く、地主に対して年間で一定の金額を支払わなければならないこともあります。
 

□中古別荘を修繕する際の注意点とは

 
中古別荘を修繕する際も注意点があります。
大きく3つ紹介していきます。
 
1つ目は、想像以上に設備が古い可能性があるということを意識しておかなければならない点です。
物件見学時にはなかなか気づきにくいですが、想像よりも電気の通りが悪かったり、トイレが汲み取り式だったりと、特にガスや水回りの設備が古すぎることがあります。
物件を選び切る前に、しっかりと細かいとこもチェックしておくと良いでしょう。
 
2つ目は、別荘地の厳しい気候にあった修繕が必要だという点です。
別荘地によっては、季節により厳しい自然環境に見舞われることが多くあります。
従って、別荘の設備や内装を適切なものに修繕する必要が出てくるため、物件を選ぶ際に、現地の気候をリサーチして、建築士や業者に相談しておくことをおすすめします。
 
3つ目は、目的を持った別荘の選定、修繕しなければならない点です。
別荘の目的は人それぞれで多岐に渡ります。
子育て目当ての人もいれば、セカンドライフを楽しむために別荘を購入する人もいます。
その後のことを考えて、別荘探しを手伝ってくれるパートナーを探すと良いでしょう。
 

□まとめ

 
別荘を購入すると、多くの費用がかかってきます。
そのため、今回ご紹介した費用に対して予め予測、確認しておくことが重要になってきます。
当社では、木曽、松本市、塩尻市周辺で家づくりのサポートを行っていますので、ぜひ当社をご活用ください。

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