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床材のうち自然の素材のものは?無垢材と複合の床材の比較も行います!

日記
木曽、松本市、塩尻市周辺で、自然素材を使ったマイホームにご興味がある方は必見です。
今回の記事では、床材のうち自然素材のものについて紹介し、その後で無垢材・複合材についてそれぞれ解説します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
 

□自然素材を使用した床材を紹介します!

 
1つ目は畳です。
畳はイグサを編むことで作られ、住まいに落ち着きをもたらしてくれます。
サイズは2:1の長方形が主流ですが、正方形で縁の無い無垢な畳も人気になってきています。
 
メリットは、適度な硬さがあって心地よく過ごせることです。
日本古来の床材であり、日本の風土にも合っています。
一方で、湿気を吸うのでカビ・ダニが発生しやすいというデメリットもあります。
 
2つ目は、磁気・陶器タイルです。
これは、室内の床材に用いられるタイルで、特に玄関まわりに使われることが多いです。
 
メリットは、上品な質感で高級感のある空間を演出できることです。
日光による劣化もなく、耐水性能に優れ、お手入れも簡単です。
一方で、フローリングなどの床材に比べ初期コストが高くなる、というデメリットもあります。
 
3つ目は、コルクです。
メリットは、柔らかさと弾力性により、座ったり寝転んだりするのに向いていることです。
また、防水性や遮音性、保湿性にも優れています。
 
一方で、柔らかい反面傷つきやすいというデメリットもあります。
また、紫外線で変色しやすく、耐久性が高いとは言えません。
 
4つ目は、天然石です。
大理石に代表され、高級感と豊かな表情を特徴とします。
 
メリットは、高級感・重厚感を感じられる美しさです。
天然素材である点もメリットと言えるでしょう。
 
一方で、水分・油分に弱く、放っておくとしみになるというデメリットもあります。
また、メンテナンス費用も掛かってしまいます。
 
5つ目は、フローリングです。
これは、木を材料とした建材で、無垢材と複合材に分けられます。
ここからは、これらのそれぞれの特徴をご紹介します。
 

□無垢材の良さをご紹介!

 
無垢材は、自然素材の1つです。
木がもともと持っている質感や風合いが残っており、それらを堪能することができる自然素材です。
天然素材であるため、化学物質を含まないのもポイントです。
 
床材としても使用され、さまざまなメリットがあります。
ここでは、それら特長をご紹介します。
 
1つ目の特長は、調質性に優れている点です。
「木は加工されても生きている」とも言います。
湿気の多い日は水分の吸収する機能がありますし、乾燥している日は水分を放出します。
このように、天然の木が持つ作用により、家の環境を一定に保つ一助になります。
 
2つ目は、室温も保てる点です。
無垢材は、その繊維間に空気を含んでいます。
そのため熱伝導率が低くなっており、空間が冷えてしまうことを防いでくれます。
 
ここで、熱伝導率について少し解説します。
熱伝導率とは、「物質の熱の伝えやすさの度合い」です。
木の熱伝導率は0.15となっています。
これは、コンクリートの1.3やアルミニウムの210と比べると、非常に小さいことがお分かりいただけるでしょう。
 
3つ目は、無垢材には癒し効果があることです。
木にはストレスを和らげる効果があります。
その色や木目による視覚的な癒し効果はもちろんのこと、触覚的な作用や、樹木の芳香成分「フィトンチッド」による森林浴効果もあります。
このように、木には高い癒し効果があります。
 
木の家を購入した方が良くおっしゃるのが「木の良い香りがします」ということです。
この木の香りの正体は、50~100種類の成分からなる、木の精油です。
 
この精油は癒し効果があるだけではありません。
わずかな濃度でも、カビ菌やブドウ球菌、大腸菌の細菌を抑える効果があるとされています。
また、ダニを抑える効果もあり、これはアレルギーや喘息持ちの方にとっては非常に大きなメリットです。
 
このように、無垢材には非常に多くのメリットがあります。
そのため、フローリングに非常におすすめの床材と言えます。
 

□複合の床材のご紹介!

 
木材のフローリングには、上記で紹介した無垢材の他に、複合の床材があります。
これは、ベニヤ合板やMDF(木のチップを接着剤で固めたもの)に化粧材を張り付けて作られます。
 
無垢材に見られるような「調湿作用」を、複合の床材は有しません。
一方で、調湿作用による収縮・反りも発生しません。
また、接着剤を使用しているため、健康面に関してはあまり良いとは言えません。
 
一方で特長もあり、特長は価格・種類が豊富なことです。
樹脂のシートで仕上げられたものであれば、掃除がしやすく重宝されます。
 
結論として、無垢の床材のような効果は得られず、年月とともにます美しさのようなものはありません。
一方で価格・種類が豊富ではあります。
 

□まとめ

 
自然素材にはさまざまなものがありますが、木の床材は無垢材と複合材に分けられます。
中でも無垢材にはさまざまなメリットがあり、非常におすすめの床材です。
当社では、木を使用した住宅の建築を行っております。
木のマイホームにご興味がある方は、お気軽にご相談ください。

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