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別荘をリノベーションする際の費用相場と注意点をご紹介します!

日記
コロナウイルスの影響により、リモートワークや在宅ワークが増えたことで、
「落ち着いた環境で仕事をしたい」
「別荘で優雅に休みを過ごしたい」
といった方が多数いらっしゃるのではないでしょうか。
 
今回は、別荘のリノベーションの価格相場とリノベーションをする際の注意点についてご紹介いたします。
 

□価格相場の前に!リノベーションとは一体何なのか?

 
リノベーションとは、すでに建っているビルや家を工事することによって、性能を上げたり、間取りを変更したりすることを言います。
例えば、細かく仕切られた建物に広々とした空間を作りたい場合、間仕切壁を取り除くことで1つの大空間を実現できます。
 
また、その建物の耐震性を上げるためや、断熱性を強化するためにも用いられます。
 
それに対して、建物を完全に解体して建物を1から作る方法をフルリノベーションと言います。
基礎の部分があまりにも不安定になっている場合であれば、これを行うことで安心して暮らせるでしょう。
 

□別荘リノベーションの費用相場を部位別にご紹介!

 
別荘リノベーションにおける費用の相場は、部位によって異なります。
今回はその部位別での相場を4つご紹介いたします。
 
1つ目は、内装をリノベーションする際の費用についてです。
 
内装をリノベーションすると言っても、内装の中にも種類があります。
フローリングの張替えのように、床をリノベーションする場合であれば、1平米につき約1~2万円かかります。
 
それに対して、クロスを張り替える程度の壁のリノベーションであれば、1平米につき1000~2000円と、内装の中でも部位によって大きく違うことがわかるでしょう。
 
間仕切壁を撤去する、または増設する場合、一箇所につき10~15万円、窓サッシを変える場合、一箇所7~15万円が相場です。
 
目安として、10畳ほどのリビングの壁や床を張り替えたいだけであれば、かかる費用は25~30万円ほどです。
 
また、断熱性の低い別荘では、二重窓や複層ガラスを用いて断熱性を高めておくことをおすすめします。
 
2つ目は、耐震・断熱改修リノベーションを行う際の費用についてです。
 
断熱改修を行う場合、およそ350~600万円の費用がかかると予想されます。
それに対して、耐震改修を行う場合であれば、およそ150~450万円の費用で済むでしょう。
 
これらは、建物が建ってからどれほど年数が経っているかによって費用が大きく変動します。
上記価格は一棟の家を全部改修した場合のおよその価格です。
 
3つ目は、別荘を一戸建ての住宅として使う場合です。
 
およその価格として1500~2000万円かかるでしょう。
別荘ではなく、普段から生活として用いる住宅にリノベーションする場合、壁や床のみでなく、洗面台の増設、またはトイレの増設が必要です。
 
また、耐震性や断熱性が著しく低い場合であれば、かなり大掛かりな補強工事が必要になるため、上記の値段ほどの価格になってしまいます。
こちらもその別荘の状況次第ですので、場合によってはもっと安い価格でのリノベーションが可能でしょう。
 
4つ目は、上記の他のリノベーションを行う場合です。
 
外壁塗装でおよそ70~120万円、ウッドデッキの設置でおよそ30~80万円かかります。
 
また、薪ストーブを設置したい場合であれば、110~150万円を見積もっておきましょう。
薪ストーブは別荘特有の設備とも言えるものであるため、断熱対策が必要である場合が多いです。
 
そのため、煙突の取り付けだけでなく、断熱工事を施す必要があることから上記の価格が予想されます。
本体を交換するだけであれば、80万円ほどでリノベーションできることもあるでしょう。
 

□中古別荘を買ってリノベーションする際の注意点をご紹介!

 
中古別荘をリノベーションする際に、どうしても間取りについて考えがちですが、間取り以外にも考えておく必要のある注意点があります。
それは以下の2つです。
 
まず、寒さ対策についてです。
 
別荘の建っている地域によっても変わってきますが、比較的気温の下がる地域にある場合、断熱工事が必須です。
断熱工事を施していない中古別荘であれば、冬を快適に過ごすのは非常に難しいでしょう。
 
上記でも紹介したように窓の断熱工事を行うだけでも格段に断熱性を高められますが、断熱材を壁の躯体に充填することで断熱効果を得る方法もあります。
 
ある程度の寒さであれば、ストーブや暖房で対策する方法もあるでしょう。
 
次に、カビ対策についてです。
 
湿気の多い地域に別荘が建っている場合、カビの発生が懸念されます。
カビをそのまま放置していると、アレルギー反応やカビ中毒、木材の腐敗など、多くの悪影響をもたらす可能性が高いでしょう。
 
そのため、湿気が溜まる床下に換気扇を設置する、または防湿コンクリートを基礎内に打つなどをして対策しておくことをおすすめします。
 

□まとめ

 
今回は、別荘のリノベーションの価格相場と注意点についてご紹介いたしました。
およその価格相場と注意点について、ご理解いただけましたでしょうか。
当社では、「心地の良い暮らしのご提案」をコンセプトに、新築からリノベーションまで、ご依頼を承っております。
木曽、松本市、塩尻市周辺でリノベーションをお考えの方はお気軽にご相談ください。

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