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家にかかるランニングコストとは?抑えるためのポイントもご紹介!

日記
家を建築するときは、莫大な費用が必要ですが、その後のランニングコストも無視できません。
しかし、実際にかかるランニングコストの内訳や、費用を抑えるポイントについて、よく分からないという方もいらっしゃいます。
今回は、家のランニングコストの詳細や、費用を抑えるポイントを紹介します。
 

□家のランニングコストの内訳は?

 
実際に家で生活するまでは、どのようなランニングコストがかかるのか分かりにくいものです。
具体的に、家の維持に必要なランニングコストには以下のようなものがあります。
 
1つ目は、都市計画税や固定資産税など、家の所有者に対して支払いを求められる税金です。
市町村ごとに、行政が家とその土地の固定資産税評価額を算出し、毎年の元日時点で家を所有する人は、納付が義務付けられています。
 
2つ目は、住宅ローンを組む場合に必要な利息です。
一般的に30年近くの返済期間が選択される傾向にあり、その期間は返済額に加えて、利息分の費用も支払う必要があります。
返済に関するルールは、それぞれの金融機関やローンの種類によっても異なるので、確認を怠らず、利息にかかるランニングコストを抑えましょう。
 
3つ目は、地震や火災など災害による家への損害を補償するための住宅保険にかかる費用です。
現在、様々な保険会社が存在し、扱われている保険も多種多様です。
自分にとってコストパフォーマンスの良い保険は何か考えて、慎重に選択しましょう。
 
4つ目は、経年劣化や事故などによる傷、破損等のメンテナンスに必要な費用です。
長期間住んでいると認知しづらいですが、家の壁や床、屋根などの構造物やその他の設備は少しずつ劣化していきます。
メンテナンスを怠ると、大きな費用がかかってしまうこともあるので、日常的なメンテナンスに必要な費用も考えておきましょう。
 
5つ目は、ガスや電気などの光熱費です。
これらは、住む人の数や年代、性別だけでなく、個々のライフスタイルによって大きく異なります。
具体的な生活スケジュールを想定して、必要な光熱費を算出してみましょう。
 

□必見!ランニングコストを抑える秘訣とは?

 
家に住み続けるためには、様々なランニングコストがかかりますが、工夫次第で費用を抑えることが可能です。
 
保険料に関しては、省令準耐火構造の家を選択すると、火災保険料を抑えられます。
家は、想定される火災の発生確率の違いによって、3つの区分に分類されます。
例えば、一般の木造住宅では10年間で30万近く火災保険料がかかってしまいますが、耐火構造の家には約半分の保険料しかかかりません。
 
保証期間の長い構造物を選択するのもポイントです。
外壁のメンテナンスには、場合によっては数百万円の費用がかかりますが、耐久性の高い外壁を選択すれば、メンテナンス不要期間を2倍近くに伸ばせるので、大幅に費用を抑えられます。
 
コレモやエコジョーズなどを活用すれば、光熱費を節約できます。
エコジョーズとは、高い熱効率により、ガスを節約しながらお湯を沸かせられる給湯器のことで、コレモはエコジョーズと併用して、主に寒冷地で使用される機械です。
これらを設置すれば、年間35万円光熱費を節約できるという試算もあり、非常に効果的な対策だといえます。
 

□間取りを工夫してランニングコストを抑えよう!

 
家の間取りに少しの工夫を凝らすだけで、ランニングコストを大幅に抑えられます。
具体的には次のようなポイントがあります。
 
1つ目は、軒やオーニングなど、家を直射日光や雨から防ぐ構造物を設置することです。
夏は、家の外壁にあたる直射日光を防ぐことで、冷房にかかる光熱費を節約できます。
加えて雨を防ぐこともできるので、外壁の劣化や汚れなどに強い、ランニングコストのかからない家にできます。
 
2つ目は、中庭を設置することです。
住宅密集地に新築で注文住宅を建てる場合、中庭を取り入れた間取りにすることで、風通しや日当たりが良くなり光熱費を節約できることがあります。
風通しが良くなれば、室内の熱気を逃げ、快適な空間を得られますし、日当たりが良ければ、冬場は室温を暖かく保てるので、温度管理にかかるエネルギーを削減できるのです。
 
3つ目は、コンパクトでシンプルな設計にすることです。
部屋の数が多ければ、仕切りの数も多くなり、それぞれに材料費や工事費が発生します。
さらに、部屋ごとに空調設備や照明が必要となるので、できるだけコンパクトでシンプルな間取りにするのがランニングコストを抑えるポイントです。
 
吹き抜けを取り入れた家であれば、床暖房を採用するのがおすすめです。
床暖房は、空調システムよりも体に優しく、メンテナンス費用もかかりません。
さらに、足元から空間全体を暖められるので、光熱費を抑えることもできます。
 

□まとめ

 
家を維持し続けるためのランニングコストは、工夫次第で安く抑えられます。
当社では、自然の力を活かして、ランニングコストのかかりにくい家を提供しています。
木曽、松本市、塩尻市周辺で、家を建てたいとお考えの方は、ぜひ当社にお越しください。

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