長野県木曽で注文住宅を建てるなら株式会社村上工務店

スタッフブログ

別荘のリフォームをお考えの方へ!断熱のポイントをご紹介します!

日記
別荘を購入してみたものの、実際に利用すると、様々な不満が発生することがあります。
しかし、上手にリフォームできれば、低予算で快適な余暇時間を確保できます。
今回は、別荘で行う断熱対策について注意すべきポイントを詳しく説明します。
 

□要確認!別荘のリフォーム前に確認すること

 
別荘のリフォームは、住宅街にあるような1戸建ての住宅のリフォームとは大きく特徴が異なります。
代表的なものをいくつかピックアップして紹介します。
 
メンテナンスを定期的に行うことは重要です。
別荘は避暑や休養を目的に利用するため、使用頻度が本宅よりも圧倒的に少ないので、使用期限が切れた設備がそのままになっていたり、故障に気付かなかったり、メンテナンスが十分に行き届いていないことがあります。
住宅や設置されている設備の状態が劣悪だと、リフォーム費用が高額になる場合があるので、定期的なメンテナンスを怠らないようにしましょう。
 
また、避暑目的に使用される別荘は、寒冷期の使用を想定して建設されていないため、断熱性能の低い材料が使用されている可能性があります。
断熱対策を講じた改修工事を行うと対策を講じない場合と比較して、改修工事にかかる費用が300万円ほど高くなる場合があります。
専門家に相談して、事前に断熱性能について確認しておきましょう。
 
別荘リフォームは、専門業者に任せるのをおすすめします。
普段住んでいる本宅とは異なる性質を持つ別荘は、素人知識でリフォームすると、住宅の安全性に問題が生じる危険があります。
専門業者に依頼し、希望条件を相談しながらリフォームを進めましょう。
 

□何が違う?外断熱と内断熱

 
別荘でも本宅と同様に快適な空間を手にするためには、住宅の断熱性能は大切です。
断熱には外断熱と内断熱の2種類があり、それぞれ大きく特徴が異なります。
 
外断熱とは住宅の外側で機能する断熱工法で、具体的には外壁や屋根など、住宅の外側に断熱材を取り付けることで、外の熱が伝わるのを緩和します。
設置するメリットとしては、保湿性が高いこと、部屋間の温度差が小さいこと、結露予防効果があること、配線や配管の設置を柔軟に変更できること、住宅を損傷させにくいことなどが挙げられます。
一方、デメリットとしては、工費が高いこと、広い敷地面積を必要とすること、十分な換気機能が必要なことなどが挙げられます。
 
内断熱とは住宅の内側で機能する断熱工法で、具体的には柱同士の間にプラスチック系の断熱材や、吹き付け断熱材などが充填されます。
設置するメリットとしては、対応できる業者が多いこと、工費が比較的安いこと、外壁が厚くならないことなどが挙げられます。
デメリットとしては、結露が発生しやすい可能性があること、外断熱より気密性が低いこと、配線や配管の位置を変更しにくいこと、欠損した断熱材から熱が逃げる可能性があることなどが挙げられます。
 
外断熱と内断熱は、それぞれ特徴が異なるため、別荘の構造や立地に応じて適切に選択することが大切です。
専門業者とよく相談して、誤った選択をしないように気をつけましょう。
 

□寒冷地における断熱のポイントとは?

 
避暑地に別荘を持つ人が、夏だけではなく1年を通して別荘を活用するケースが増加しつつあります。
そうなると問題になるのが、夏用に建設された住宅の断熱性能です。
寒冷地に建設された住宅で意識すべき断熱対策のポイントを紹介します。
 
最も優先して断熱対策を講じるべき部分は窓です。
建物から失われる熱は、その半分近くが窓から失われており、窓の断熱性能を向上させるだけで、非常に高い断熱効果が見込まれます。
 
ガラス1枚で構成される単板ガラスの窓は、複数枚のガラスで構成される複層ガラスの窓に置き換えることで断熱性能を高くできます。
複層ガラスの窓には、特殊加工を施した高い断熱性能を持つガラス窓もあるので、必要に応じて有効に活用しましょう。
また、既に設置してある窓の内側に、新しい窓を設置すれば、比較的簡単に複層ガラスの窓に改修できます。
 
より高い断熱性能を求めるのであれば、気密性能を高めていくことが重要です。
実際に、住宅には目視では分からない隙間が多数存在しています。
断熱性能が高い住宅でも、隙間が多ければ、その効果は小さくなってしまいます。
 
例えば、断熱窓を取り付けても、窓枠と住宅の構造体の間に隙間があったり、断熱材同士の継ぎ目が粗かったりすると、そこから熱が失われます。
気密テープや気密シートなどで隙間を埋めるといった細かい対策を講じることが、住宅全体の断熱性能を向上させるために重要です。
 

□まとめ

 
余暇を楽しむための別荘は、本宅とは異なる特徴を持っているので、断熱対策の要領も大きく異なります。
当社では、 地域の気候を考慮し、周辺環境や、敷地、生活スタイルなどを含めて 、住宅のシステム設計をしています。
木曽、松本市、塩尻市周辺で別荘のリフォームを検討されている方は、ぜひ当社にお越しください。

PREV

その他の記事

スタッフブログ一覧

ページのトップへ