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木の家はお手入れが大変?簡単なメンテナンス方法を解説します!

日記
木の家といえば、メンテナンスが面倒なイメージがある方もいらっしゃるでしょう。
ある程度メンテナンスは必要ですが、実際にそこまで面倒ではないのも事実です。
そこで今回の記事では、木の家の特徴や簡単なメンテナンス方法について解説します。
 

□木の家の特徴とは?

 
おしゃれな印象がある木の家ですが、普通の家とどのような違いがあるのでしょうか。
ここでは、木の家の特徴について解説します。
 
まず、木の家には高い吸湿性が期待できます。
吸湿性とは、空気中の水分を吸収する性質のことを指します。
そのため、湿気が多い時には水分を吸収し、快適な湿度に保つ効果があるのです。
反対に、周囲の空気が乾燥しているときは、水分を放出する役割もあります。
 
この吸湿性により、冬場には結露の予防効果が期待でき、特に湿気の多い梅雨の時期にはカビの発生を防ぐ効果が期待できます。
木材が持っている自然の力により、1年を通して快適に過ごせるでしょう。
 
また、木の家の注文住宅にした場合、間取り変更やリフォームに対して比較的容易に対応できる良さがあります。
将来家族が増えたり、反対に減ったりした時に、融通がきくのは嬉しいところですよね。
木の家では、基礎や土台の上に柱と梁を設置して屋根を支える構造になっており、これらが相互にバランスをとることで、強度を保っています。
この構造がしっかりと建築時に出来上がっていると、壁の移動や取り外しが自由にできるのです。
 
木の家のその他の特徴としては、リラックス効果があると言われています。
木材の持つ香りは精神的に落ち着かせる効果や、疲労回復効果が期待できるのです。
暮らしているだけで自然の良さを感じられるのも、木の家の良さだと言えるでしょう。
 

□木の家のメンテナンス方法とは?

 
様々な良い特徴を持つ木の家ですが、メンテナンスはどのように行えば良いのでしょうか。
ここでは、簡単にできるメンテナンスのポイントを4つ紹介します。
 
1つ目は、基本のメンテナンスは乾拭きだけ行うことです。
木の家のメンテナンスといえば、毎日しっかりと雑巾掛けが必要なイメージがありますが、実は乾拭きだけでも大丈夫です。
保護のために無垢材は、オイルやウレタンで塗装が施されていますが、水拭きや強くこするなどすると塗装が剥がれる可能性があります。
剥がれてしまった場合、逆に家の寿命を縮めてしまう恐れがあるので、注意してメンテナンスを行うようにしましょう。
 
2つ目は、汚れた部分は硬くしぼった雑巾で拭くことです。
長く暮らしていると、一度くらいは床にコーヒーや醤油をこぼしてしまう経験があるかもしれません。
そのような場合は、まず汚れた部分を水拭きしましょう。
水拭きでは汚れが取れなかった場合は、薄めた中性洗剤を入れた水に雑巾を浸し、再度試してみましょう。
 
しかし、無垢材にとって水分は大敵なので注意が必要です。
水や洗剤を使ってメンテナンスを行う際は、しっかりと絞ってから雑巾を使用し、拭き終わってから乾拭きするようにしましょう。
 
3つ目は、小さな傷やくぼみにはアイロンを使うことです。
小さな傷やくぼみができてしまった場合は、湿った布をその部分に当てて、アイロンをかければ元通りになります。
木が膨張することで元に戻りますが、傷が深い場合には、サンドペーパーを使えば傷を目立たなくできるでしょう。
 
しかし、塗装が剥がれてしまう可能性があるので、塗装をやり直すことをオススメします。
 
4つ目は、水や石鹸に注意することです。
先述した通り、無垢材は水に弱い性質を持つため、水をこぼした際はすぐ拭き取りましょう。
水回りだけでなく、浴室においてもシャンプーや石鹸のカスが残っていると、カビや腐敗の原因になるので注意が必要ですね。
 

□木の家を建てる際の注意点とは?

 
木の家に住むことは、たくさんのメリットをもたらしてくれます。
しかし、後悔しないためには良い面だけでなく、注意すべき点にも目をむける必要があります。
ここでは、木の家を建てる際の注意点を2つ解説します。
 
1つ目は、性質上変形することです。
木材の性質として、高い吸湿性があることを挙げました。
湿気を吸ったり放出したりする際には、木材が膨らんだり縮んだりしているため、変形しています。
変形することで、木に反りや歪みが出たり、ヒビが入ったりすることもあります。
 
しかし、木材の特徴をしっかりと理解している職人に任せれば、そのような心配も軽減できるでしょう。
 
2つ目は、火災への心配です。
木はよく燃えるというイメージから、火災に関する心配がある方もたくさんいらっしゃるでしょう。
しかし、鉄や木と比較してみても、一概に木が弱いとは言えないのです。
 
木材には、表面が燃えてしまっても、中まで燃え尽きるのには時間がかかるという特徴があります。
厚みがある木であれば、表面にできた炭化層が空気を止めることで、内部まで燃えません。
木の家では、特に大きく太い木材が使用されている場合が多いので、表面がゆっくりと燃えるだけです。
 
しかし、木の家の建て方によっても耐火性は大きく異なります。
安心して暮らしていくためにも、耐火性の高い家づくりをしましょう。
 

□まとめ

 
今回は、木の家の特徴やメンテナンスについて解説しました。
メンテナンスは怠らず、長く木の家で暮らせるようにしましょう。
当社では人に、そして自然に優しい素材を提案しています。
木曽、松本市、塩尻市周辺で家づくりをお考えの方は、ぜひご相談ください。

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