理想のマイホームにするために!注文住宅で決めることリストを紹介!
|日記
「家づくりを始めたけど、選択肢が多すぎて疲れる」と感じている方もいらっしゃると思います。
注文住宅の場合、自分の好みや理想を反映させることができるけれど、決めることが非常に多くて、どんどんハードに感じてしまう方もいます。
そこで今回は注文住宅で決めることリストを紹介するのでぜひ参考にしてください。
□注文住宅の準備期間に決めることリストを紹介!
*既に土地を所有している場合
親から土地を受け継ぐ場合、贈与か使用賃借かを確認して決める必要があります。
そして既存の建物や塀、庭木、井戸などがある場合、どれを残すか残さないかの範囲を決定します。
さらに所有している土地の広さに合わせて、希望する住宅が建てられるかどうかを検討し、使用賃借を選択するのも必要です。
使用賃借とは、契約期間の間土地を借りて使用し、契約終了後に返還することですが、多くの場合は将来的に相続して自分の土地として名義変更します。
*土地なしでこれから購入する場合
まずは居住地域やエリアを選定し、土地の広さを決め、周囲の環境、日当たり、通勤・通学距離などの立地条件を決定します。
その後、建物と土地の購入予算を確定し、土地の売買契約時に支払う手付金額を不動産会社や売主と相談して決めた後、購入を希望する土地の広さに対して適切な住宅配置を検討し、土地を決定していきます。
□注文住宅着工準備から建物完成までにすること
注文住宅着工準備から建物完成までにすることを順に紹介します。
1.地鎮祭
地鎮祭とは、工事が始まる前に土地の神様に工事の安全を祈願する儀式で、神主さんを招いて行われます。
酒、塩、米を使って土地の四隅を清め、神主さんが祝詞を述べるのが一般的な手順ですが、地域や神主さんによって儀式の進め方や必要なものが異なる場合もあります。
2.着工
地鎮祭が済んだ後、いよいよ着工の段階です。
まずは地盤改良工事になります。
地盤調査の結果に応じて、多くの場合地盤改良が必要です。
地盤の状態に応じて「表層改良」や「柱状改良」、「小口径鋼管杭」といった異なる種類の改良方法があり、それぞれに費用が異なります。
そして基礎工事です。
地盤改良が完了した後に基礎工事を行い、型枠を組んでコンクリートを二度に分けて打ち込むなど、複数の工程を経て丈夫な基礎を築きます。
基礎の構築方法やコンクリートの強度は耐久性に重要な影響を与えるため、注意が必要なポイントです。
3.上棟
多数の大工さんや鳶さんが協力して、家の骨組みを一気に組み上げます。
この作業を「上棟」と呼びます。
上棟は、柱や梁、屋根などの骨組みを組み上げる際に、最後に「棟木」を組むことからこの名前がついたものです。「上棟」の他にも、「棟上げ」や「建前」と呼ばれることもあります。
4.上棟後の工事
まずは大工工事についてです。
上棟の後、通常は1人の熟練大工が筋交いや窓の設置、床の施工、壁紙の下地となる石膏ボードの取り付けなど、約3か月の期間をかけて作業を進めます。
現場を見学する機会があれば、飲み物などの差し入れは大工さんに喜ばれるでしょう。
そして電気工事です。
大工工事と同時進行で、壁や天井の内部に隠れる配線工事を行い、内装仕上げの段階で壁紙を貼った後、照明器具やスイッチを取り付けます。
最終的に内装仕上げをします。
壁紙や塗装工事、左官タイルの施工などを含みます。
壁紙を貼る前には下地材を塗るなど、見た目を美しく仕上げるために目に見えない細かな工夫が込められる工程です。
□ポイントと注意点を紹介!
注文住宅で忘れがちな4つのポイントを注意点とともに紹介します。
1.諸費用を考えておく
オーダーメイドの住宅を建てる場合、登記手続きや不動産取得税などの諸費用が発生します。
これらの諸費用は、通常住宅ローンに含まれることはなく、現金で支払う必要があり、住宅が完成する前に、現金で諸費用を用意しておくことが重要です。
2.適切な広さの収納スペースを確保する
部屋の間取りを決める際に、所有する物に対してちょうど良い広さの収納スペースを考慮しないと、家の中が物で溢れてしまう可能性があります。
ただし、収納スペースをあまり広くし過ぎると居室が狭くなってしまうため、無駄なく適切な収納スペースを確保することが大切です。
3.生活動線を考慮して間取りを決める
家のレイアウトを決定するときには、日常的な動線を重視することが重要で、生活動線とは、人々が日常生活で通る経路のことであり、動線が長い場合は生活の際に不便を感じやすくなります。
生活動線を考慮して、水回りを一カ所に集約したり、リビングや寝室からトイレへの距離を短くしたりするようにしましょう。
これによって、より快適な生活環境を作り出せます。
4.コンセントの位置や数を決める
コンセントの設置には電気工事が必要であり、後から追加する場合には手間と費用がかかります。
そのため、「あとでコンセントをもっと増やせば良かった」と後悔しないように、設計段階で適切な位置や数を決めておくことが重要です。
実際に住んでいるイメージを考えると、コンセントが必要な場所や不要な場所を判断しやすくなります。
これによって、より便利な生活空間を創り出せます。
□まとめ
今回は注文住宅で決めることリストを紹介しました。
当社では木曽、松本市、塩尻市周辺で外の環境を内に取り込み、暮らしを豊かにする「人と自然と住まいの調和」から、心地よい住まいを考え提案いたしますのでぜひご相談ください。