後悔する前に!リビングの大きな窓を設置する前に知っておくべきこと
|日記
リビングに大きな窓を設置するのは魅力的ですが、後悔したくないというのが本音ではないでしょうか。
窓は外の景色を楽しめる一方で、断熱性の低下やプライバシーの問題など、潜在的なリスクを抱えています。
大きな窓を設置する際は、メリットを最大限に活かしつつ、デメリットをしっかりと把握し、対策を講じることが肝心です。
本記事では、大きな窓のデメリットや後悔事例を紹介し、後悔しない窓の計画のポイントを解説します。
□リビングの大きな窓設置の際の後悔するような潜在的なリスク
大きな窓を設置する際は、以下のようなデメリットや失敗事例に注意が必要です。
1:断熱性の低下
窓は壁と比べて断熱性が低く、特に引き違い窓は隙間から外気が入り込みやすいため、夏は暑く、冬は寒くなりがちです。
真冬や真夏には住みづらさを感じるかもしれません。
2:コストの増加
大きな窓は小さな窓と比べて費用がかさみます。
窓本体の価格だけでなく、カーテンも特注サイズになることがあり、数万円の追加費用が発生することも珍しくありません。
3:日差しの強さと家具の日焼け
大きな窓から入る強い日差しが眩しく感じたり、テレビが見づらくなったりすることがあります。
また、日差しに晒される家具や建材が日焼けで変色する可能性もあるため、配置には注意が必要です。
4:掃除の手間
窓が大きいと掃除の手間が増え、高い位置の窓は手が届きにくく、専用の道具が必要になります。
面倒くさがって掃除をしなくなってしまう人もいるようです。
5:プライバシーの問題
大きな窓は外の景色が良く見える反面、外からの視線も気になります。
特に夜間は室内が丸見えになりやすいため、カーテンの開閉には気を付ける必要があります。
□後悔しない大きな窓の計画とは?
大きな窓のメリットを最大限に活かしつつ、デメリットを回避するためには、以下のような対策が有効です。
1:断熱性の高い窓の選択
樹脂サッシ、内窓、ペアガラス、トリプルガラスなど、断熱性の高い窓を選ぶことで、温度変化を抑えられます。
開閉できないFIX窓は気密性が高いのでおすすめです。
2:住宅全体の断熱性・気密性の確保
窓だけでなく、住宅全体の断熱性と気密性を高めることが重要です。
高性能の断熱材や気密テープなどを使って隙間を塞ぐことで、外気の侵入を防ぎ、結露も抑えられます。
3:機能性の高いカーテンの活用
断熱カーテン、遮光カーテン、レースカーテンなど、目的に合わせたカーテンを選ぶことで、断熱性の補強や目隠し効果が期待できます。
4:間取りの工夫
吹き抜けと天窓の組み合わせや、中庭に面した大きな窓など、間取りを工夫することで、開放感とプライバシーを両立できます。
電動ブラインドやロールスクリーンを設置すれば、日差しの調節も簡単です。
□まとめ
リビングに大きな窓を設置する際は、デメリットや失敗事例を把握し、適切な対策を講じることが大切です。
断熱性の高い窓の選択、住宅全体の断熱性・気密性の確保、機能性の高いカーテンの活用、間取りの工夫などを行うことで、大きな窓のメリットを最大限に活かしつつ、快適な暮らしを実現できるでしょう。
後悔しない大きな窓の計画を立てて、理想のリビングを手に入れましょう。
木曽、松本市、塩尻市周辺の方で、何か質問等あれば、いつでも当社までご連絡ください。