新築で起きる床鳴りの原因と解決策!快適な住まいへ
|日記
新築のマイホーム、憧れの空間のはずなのに、床鳴りが気になって眠れない、来客に気を使ってしまうといった経験はありませんか。
今回は、新築住宅で起こる床鳴りの原因と、効果的な対処法、そして保証についてご紹介します。
新築で起きる床鳴りの原因
木材の伸縮と乾燥収縮による影響
新築直後から数年は、木材が周囲の環境に馴染む過程で、湿度や温度の変化によって収縮と膨張を繰り返します。
特に乾燥した冬場や、湿気の多い梅雨時期には、この影響を受けやすく、床材同士が擦れ合うことで「ギシギシ」や「ミシミシ」といった音が発生することがあります。
これは、木材の性質によるもので、必ずしも施工不良を意味するわけではありません。
多くの場合、数年で落ち着いてきますが、気になる場合は様子を見るか、専門家に相談しましょう。
施工不良の可能性と具体的な例
床鳴りは、施工不良が原因の場合もあります。
例えば、床材の固定が不十分で、釘や接着剤が適切に使われていないと、床材がわずかに動き、「キュッキュッ」という音が発生することがあります。
また、下地材である根太や土台がしっかりと設置されていない場合も、床鳴りの原因となります。
根太工法は剛床工法に比べて床鳴りが発生しやすい傾向があります。
これらの施工不良は、専門家の目視検査や床下調査で確認する必要があります。
季節変化による影響と対策
床鳴りは、季節によって鳴り方が変わることもあります。
乾燥した時期には音が大きくなり、湿度の高い時期には小さくなる、といった変化です。
これは、木材の伸縮が原因である可能性が高いです。
対策としては、室内の湿度を適切に保つことが重要です。
加湿器や除湿器を使用したり、こまめな換気を行うことで、木材の伸縮による影響を軽減できます。
新築で起きる床鳴りの対処法と注意点
業者への連絡
床鳴りが気になる場合は、まずは建築業者(ハウスメーカーや工務店)に連絡しましょう。
保証期間内であれば、無償で修理してもらえる可能性があります。
保証期間の確認は契約書や保証書で行いましょう。
保証期間が過ぎている場合でも、相談してみる価値はあります。
連絡する際には、いつ頃から音がし始めたのか、どのような音なのか、どの場所で音がするのかなどを具体的に伝えることが重要です。
自分でできる簡単な対処法
軽微な床鳴りであれば、自分で対処できる場合があります。
市販の床鳴り防止剤を、床材の継ぎ目などに塗布することで、摩擦を軽減し音を小さくすることができます。
また、床材の間にクサビを挿入して隙間を埋める方法もありますが、専門的な知識と技術が必要なため、失敗すると状況が悪化することもあります。
無理せず、専門家への依頼も検討しましょう。
保証期間と保証内容の確認
新築住宅には、瑕疵担保責任に基づく保証期間が設定されています。
保証期間や保証内容は、契約書や保証書に記載されていますので、必ず確認しましょう。
床鳴りが保証の対象となるかどうかは、原因によって異なります。
木材の乾燥収縮など、自然現象によるものは対象外となる場合が多いですが、施工不良が原因の場合は保証対象となる可能性があります。
まとめ
新築住宅の床鳴りは、木材の伸縮や施工不良などが原因で発生します。
軽微な音であれば様子を見ても良いですが、気になる場合は、まず建築業者に連絡し、保証内容を確認しましょう。
自分で対処する場合は、床鳴り防止剤などを活用できますが、状況によっては専門業者への依頼が適切です。
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