注文住宅の外壁選びは、家の顔を決める重要な要素の一つです。
デザイン性はもちろんのこと、耐久性、メンテナンスのしやすさなど、様々な要素を考慮する必要があります。
種類も多く、どれを選べば良いか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
1:窯業系サイディング
窯業系サイディングは、セメントと繊維質を混合して板状に加工した外壁材です。
価格が安く、デザインバリエーションが豊富なため、多くの注文住宅に使われています。
レンガや木材などの柄をプリントした製品もあり、幅広いデザインに対応できます。
しかし、10年前後で塗装やコーキングの打ち直しが必要となるため、メンテナンス費用はやや高めです。
また、寿命が30年前後とやや短めな点もデメリットです。
近年は耐久性を高めた製品も登場しており、以前より長く使えるケースもあります。
2:金属サイディング
金属サイディングは、金属素材を板状に加工した外壁材です。
シャープな印象を与えやすく、モダンなデザインの住宅によく用いられます。
近年主流になりつつあるガルバリウム鋼板のサイディングは、従来の金属素材よりさびにくく、耐久性も高いため人気です。
ただし、10~15年に一度塗装が必要な点は窯業系サイディングと同じで、定期的なメンテナンス費用が発生します。
また、表面の凹凸や柄のバリエーションが少なめなので、デザインの選択肢が限られる場合があります。
3:木質サイディング
木質サイディングは、天然木を加工した外壁材です。
他の外壁材にはない温かみと質感をプラスできるのが魅力です。
木の種類やカラーによって、和風からモダンまで幅広いテイストにマッチし、高級感のある外観を実現できます。
一方で、木質サイディングそのものの価格と工事費はやや高めです。
さらに、塗装もこまめに行う必要があるため、メンテナンス費用の負担も大きくなります。
4:ALCパネル
ALCパネルは、軽量気泡コンクリートを板状にした外壁材です。
厚みがあり、断熱性や耐火性に優れているのが特徴です。
軽量で耐久性も高く、適切なメンテナンスをすれば長く使えるのもメリットです。
しかし、ALCパネル自体は防水性が低いため、塗装やシーリング材の打ち直しをしっかりしないと水分が染み込み、割れてしまうことがあります。
また、デザインのバリエーションが限られる点もデメリットです。
5:モルタル壁
モルタル壁は、セメント、砂、水などを混ぜて作ったモルタルを壁に塗って仕上げた外壁です。
自然な風合いを出すことができ、和風建築やレトロなデザインによく用いられます。
ただし、ひび割れが発生しやすく、定期的なメンテナンスが必要です。
また、塗り替えの際には、下地処理や養生など、手間と費用がかかります。
6:しっくい壁
しっくい壁は、消石灰を主原料とした伝統的な外壁材です。
自然素材のため、調湿効果や断熱効果に優れ、呼吸する壁とも呼ばれています。
独特の風合いを生み出し、和風建築によく用いられます。
しかし、耐水性が低く、雨に弱いため、外壁に使用する場合は、防水処理を施す必要があります。
7:タイル
タイルは、耐久性が高く、メンテナンスの手間が少ない外壁材です。
デザインのバリエーションも豊富で、和風、洋風、モダンなど、様々なテイストの住宅に合わせることができます。
ただし、初期費用が高く、施工にも専門知識が必要となるため、工賃も高くなる傾向があります。
8:レンガ
レンガは、土を焼いて作った外壁材です。
重厚感があり、高級感のある外観を実現できます。
耐久性も高く、メンテナンスの手間も少ないため、長く安心して住める外壁材と言えます。
ただし、タイルと同様に、初期費用が高く、施工にも専門知識が必要となるため、工賃も高くなる傾向があります。
1:長期的な視点で考える
外壁材は、一度決めたら簡単に交換できないものです。
そのため、建物の寿命を考慮し、長期的な視点で選ぶことが重要です。
例えば、10年程度で建て替えを予定している場合は、初期費用が安く、デザイン性の高い窯業系サイディングがおすすめです。
しかし、長く住むことを考えている場合は、耐久性が高く、メンテナンス費用を抑えられるタイルやレンガの方がおすすめです。
2:メンテナンスのしやすさを考える
外壁材は、経年劣化によって汚れやひび割れなどが発生します。
そのため、メンテナンスのしやすさも重要な要素です。
例えば、塗装が必要な外壁材は、定期的に塗り替えを行う必要があります。
一方、塗装が不要な外壁材は、メンテナンスの手間が少なく、費用も抑えられます。
3:予算に合わせて選ぶ
外壁材の費用は、素材やデザイン、施工方法によって大きく異なります。
予算に合わせて、適切な外壁材を選びましょう。
初期費用を抑えたい場合は、窯業系サイディングや金属サイディングがおすすめです。
耐久性やデザイン性を重視する場合は、タイルやレンガを選ぶこともできます。
4:ライフスタイルに合わせて選ぶ
外壁材は、家の顔を決めるだけでなく、住む人のライフスタイルにも影響を与えます。
例えば、小さなお子さんやペットがいる家庭では、汚れが落ちやすく、傷つきにくい外壁材を選ぶことがおすすめです。
また、日当たりの良い場所に住んでいる場合は、日焼けに強い外壁材を選ぶことも重要です。
注文住宅の外壁選びは、様々な要素を考慮する必要があるため、慎重に進めることが大切です。
この記事では、注文住宅の外壁材の種類や特徴、選び方のポイントについて解説しました。
デザイン性、耐久性、メンテナンスのしやすさ、費用などを総合的に判断し、ライフスタイルや予算に合った最適な外壁材を選びましょう。
後悔のない家づくりを実現するために、じっくりと検討してください。
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