階段幅は、住宅の安全性と快適性に大きく影響する要素です。
建築基準法で定められた基準を満たすだけでは、十分とは言えません。
歩幅や利用者の状況に合わせて、適切な階段幅を設計することで、安全で使いやすい階段を実現できます。
この記事では、木曽、松本市、塩尻市周辺で家づくりを考えている方に向けて、住宅の階段幅について解説します。
建築基準法では、階段の幅は、住宅の用途や規模によって異なります。
しかし、法律で定められた最低限の基準を満たすだけでは、安全で使いやすい階段とは言えません。
階段の幅は、歩幅や利用者の状況に合わせて設計することが重要です。
1: 歩幅に合わせた階段幅
一般的に、昇り降りがしやすい階段の寸法は、蹴上(段差)が18~20cm程度、踏面(段の奥行き)が20~22cm程度とされています。
蹴上と踏面のバランスも重要で、「蹴上×2 + 踏面
=60cm」のバランスが使いやすいと言われています。
例えば、蹴上が19cm、踏面が22cmの場合などが当てはまります。
2: 利用者の状況に合わせた階段幅
高齢者や子供が利用する場合は、歩幅が小さいため、踏面を広く取る必要があります。
逆に、足のサイズが大きい人が利用する場合は、踏面を広く取る必要があります。
3: 階段の用途に合わせた階段幅
階段の用途によっても、適切な幅は異なります。
例えば、人がすれ違う機会が多い場合は、幅を広く取る必要があります。
また、荷物を持って昇り降りする場合も、幅を広く取る必要があります。
階段は、住宅のデザインにも影響を与える重要な要素です。
階段幅を活かした、おしゃれなデザインアイデアを紹介しましょう。
1: リビングの吹き抜けにスケルトン階段
リビングの吹き抜け空間にスケルトン階段を設置することで、開放的な空間を演出できます。
スケルトン階段は、階段の存在感をアピールしながら、リビング空間を広く見せる効果もあります。
2: 踊り場を広くしてワークスペースに
階段の踊り場を広く取ることで、ワークスペースや読書スペースとして活用できます。
テレワークの普及により、自宅にワークスペースを設ける方が増えています。
踊り場をワークスペースにすることで、家族の気配を感じながら仕事に集中できる空間が生まれます。
3: 階段の途中の壁を収納にアレンジ
階段の途中の壁を収納スペースとして活用することで、限られた空間を有効活用できます。
本棚や飾り棚を設置したり、収納ボックスを置くことで、おしゃれな収納スペースを作れます。
階段幅は、住宅の安全性と快適性、そしてデザインにも影響を与える重要な要素です。
建築基準法で定められた最低限の基準を満たすだけでなく、歩幅や利用者の状況に合わせて適切な階段幅を設計することが重要です。
また、階段幅を活かしたおしゃれなデザインを取り入れることで、住宅全体の印象を向上させられます。