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フローリングのリフォームの費用や考えるべきことをご紹介!

日記
綺麗なフローリングは清潔感があって気持ちが良いですよね。
「長年過ごしている家のフローリングの傷や劣化が目立つようになった」という方は
フローリングをリフォームすべきかもしれません。
今回はフローリングの種類と費用の目安についてご紹介します。
注文住宅だけでなく、老後を別荘で過ごしたい、子や孫を呼べるような安心な別荘にしたい、など別荘をお持ちの方も必見です。
 

□床のリフォームには「張り替え」か「重ね張り」

 

*張り替え

 
張り替えとは元の床材を新しい床材に張りなおす方法です。
床をリフォームする場合、下の床材をすべて剝がしてから新しく用意した床材を張り直します。
そのため、重ね張りと比べると費用が高くなりがちです。
 
しかし、張り替えは下地の様子も確認できるので、万が一シロアリ被害や腐食が発生していてもすぐに気付けるメリットがあります。
 
さらに、張り替え工事は床材を重ねて張ることがないため段差ができにくくなります。
つまずきにくく、バリアフリーな家を希望される方は張り替えをおすすめします。
 

*重ね張り

 
重ね張りとは元の床材の上に、さらに新しい床材を重ねて張る方法です。
張り替えと比べて元の床材を剥がす工程が無いため、短い工期で費用を抑えられます。
 
しかし、重ね張りは床に段差ができやすくなるので、つまずきやすくなったり、ドアが開けられなくなったりといった問題があります。
重ね張り工事をする際にはドアの開け閉めができるか確認しておきましょう。
 

□複合フローリングと無垢フローリングを比較!

 

*複合フローリング

 
複合フローリングとは合板の上に木目を印刷した化粧シートまたは木材を薄くした突き板貼ったものです。
全体の厚さは12mmほどで表面に樹脂系の塗料が施されています。
 
複合フローリングのメリットは1平方メートル当たり約4000円~9000円と安く、
基になっている合板は熱と乾燥に強いため、反りや狂いが生じにくいことです。
 
複合フローリングの中には、クッション材を裏打ちした防音のものや傷の付きにくい機能的なものもあります。
 
しかし、表面に樹脂系の厚い塗膜があるため吸湿性に劣り、長い間使っていると塗膜が剥げて、下地が露出してしまうデメリットもあります。
また、表面に化粧シートを貼ったものは本物よりも見た目が劣り、足触りも本物の木の感触は感じられません。
 

*むく材フローリング

 
むく材フローリングとは天然の木をそのまま板にしたものです。
全体の厚さは12mm~19mm程度で、幅は75mm程度の棒状です。
むく材をフローリングに使う場合は、むく材とむく材の間が空かないようにします。
 
むく材フローリングのメリットは自然の木そのものの見た目と足触りが感じられるところです。
素材が呼吸しているため吸放湿性があり、夏は涼しく、冬は暖かく感じられます。
さらに、複合フローリングとは異なり一枚の板でできているので長く使い続けても
下地が見えることもなく、むしろ風合いが増します。
 
むく材フローリングのデメリットは1平方メートル当たり約6000~13000円と高額で、
自然の木をそのまま使用しているため、温度や湿度、乾燥の影響を受けて反りや狂いが生じやすいのです。
また、樹種の中には柔らかい素材のものも多く傷が付きやすいので、傷が気になる方にはおすすめできません。
 

□フローリングをリフォームする際に考えるべき点

 
1.リフォームの予算と目的
 
満足のいくリフォームにするためには、計画の段階で、リフォームの完成イメージを明確にする必要があります。
 
リフォームの計画ではその家でどのような生活を送るのかを考え、そのイメージをもとに現実的な予算とすり合わせていくと、最適なリフォームプランができます。
 
2.将来のライフプラン
 
リフォームを成功させるためには、今の生活にかなうものだけでなく、20年、30年後の将来を見越して計画することをおすすめします。
 
例えば、夫婦の間に子どもが生まれて家族がどれくらい増えるのか、子どもが成長してから何歳まで一緒の家で暮らすのか、といった将来の具体的な状況を考えます。
それをもとにリフォーム計画を立てれば、最適なフローリングリフォームができるでしょう。
 
3.床暖房やホットカーペット
 
家の設備で人気の床暖房は快適に過ごせるようになる反面、一部のフローリング材では対応していないことがあります。
 
むく材は温度変化に弱いため、床暖房だけでなく、ホットカーペットの使用もおすすめできません。
 
床暖房に対応しているものもありますが、費用がかなりかかってしまいます。
その場合は他のフローリング材を選ぶことをおすすめします。
 
4.気候や湿度
 
むく材を使用したフローリングは湿度が高い時は吸湿し、湿度が低い時は放湿する特性があります。
木材の優れた調湿性は室内の湿度を安定させ、快適な生活空間を保つのです。
 
5.お年寄りへの配慮
 
ご高齢の方は畳を好む傾向にありますが、畳の上での生活は足腰に負担がかかりやすいのです。
足腰の負担を軽減するためにはフローリングに、椅子とテーブル、ベッドを置いて生活することをおすすめします。
 
6.インテリアとしての機能
 
家のインテリアにおいてフローリングは部屋の印象を大きく変えることもできます。
特に、フローリングのリフォームの場合は、既に壁や天井、家具のテイストが定まっていることがほとんどです。
そのため、既存の部屋のテイストにマッチする素材やグレードのフローリングを選ぶようにしましょう。
 

□まとめ

 
フローリングのリフォームは素材から張り替え方法まで様々ですが、それぞれのライフプランに合わせてリフォームすることが重要です。
また、フローリングは家のインテリアとして大きな割合を占めるので素材や色味もしっかり検討してください。
 
木曽、松本市、塩尻市周辺で別荘のフローリングをリフォームしようとお考えの方は、ぜひ当社にご相談ください。

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